木曜日に介護休暇を利用して丹波市に帰省しました。
西宮に住む弟も帰省し、実家で合流しました。
相続手続きのひとつ、土地の登記のことで母も連れて司法書士事務所を訪ねました。
その事務所はわたしが “なんとなく” と “直感” で選んだわけですが・・・
その事務所の先生(書士)は69歳の男性だったのですが、なんと!登記書類の表紙と年月から、わたしの祖母が大昔にその先生に登記のことでお世話になっていたことが判明したのです!
まだ先生がご自分の夢をあきらめて司法書士になりたてだった若かった頃のことでした。
これはご先祖さまの導きだと思いました・・・というか、わたしが感じる直感、違和感、なんとなく感はいろんなことを外しません。
左と右には父方の祖母と母方の祖母がいつもがっちりと守ってくれているという感覚があり、足もとの周りでは亡くなった先住犬がチョロチョロと動き回っている感覚もあります。
まあこれは感覚的なもので神がかり的なものではなく、そうあって欲しいという願望がつくりだしている雰囲気なのでしょうね。
話が逸れましたが、頭を悩ませていた土地の相続手続きもお金を払うことで頭から湯気が出るような作業をせずに済むことになってよかったです。
そしてもうひとつ、顕著な進行が伺える母の認知症状です。
日によって言うことが異なること、何回も同じ話をしているなどは以前からお土産を渡す際に聞かされていましたが、先月か先々月に左右を確認せず車の多い道路を横断しているとご近所からの連絡を受けて、やっとわたしも弟も動き始めました。
まず、地域支援包括センターに出向いて母や我々の状況説明と支援して欲しい希望を伝え、介護保険の申請書類は記入し提出してきました。
頭を悩ましていた嫌がる母の病院受診への誘導もわたしの下手な作り話を「病院は嫌やけどわかった」と渋々も渋々・・・承諾してくれたのです。
ここで間が空くとスタートライン以前に戻ってしまうので、来週もしくは再来週に予約が取れれば田舎に帰省し、母の検査に立ち会います。
ただ悩ましいことに、母は自分の認知症状を頭から否定し、そのための受診は激しく拒否した経緯があります。
検査を受ける施設は、敷地内に包括支援センターがあり、「認知症疾患医療センター」と看板が掲げられています。
その看板を隠す必要があるのと、高齢者の車の免許更新と同じように認知機能検査も必要であることを上手に伝えなければいけません。
気を遣って説明するより、構えず普通に話をするほうが意外と受け入れてくれるような・・・そんな “なんとなく感” があります。
どうか、受診すると言ったことを忘れないで・・・
どうか、母に負担なく検査が終わりますように・・・
どうか、治療ができる認知症疾患でありますように・・・
どうか、母の頭の中の霧が晴れますように・・・
どうか、内向的になってしまった母が再び何かに興味を持ってくれますように・・・
これは一か八かの博打ではなく、母の人生が健康で楽しく、明るい未来になるよう、わたしと弟の心からの願いです。
ではまた、ごきげんよう♡