みなさま、こんにちは!
吉田パパと2人でシネマイクスピアリに
白雪姫を見に行ってきました。
観賞前は
個人的には、原作を頭に入れなければ
面白い映画なんじゃないかなー?と思っております。
(まあ、もうそれは白雪姫じゃなくても良くないか?
という説もありますが(^◇^;))
と、書きました。
ディズニー映画で、実写で、
そこまでひどくないでしょと。
ちなみに我が家は字幕派です。
とくに今回は、主人公である
レイチェル・ゼグラーの歌が聴きたいため
字幕で観賞いたしました。
では、観てきた感想を先に申し上げますと、、、
非常〜!に、面白かったです!!
ただしこれはディズニーアニメの
「白雪姫」ではありません。
ぜんぜん別の作品。
この下に作品に関しての感想を書きますが
内容について記載するため
ネタバレを含みます。
ネタバレが嫌いな人は
ここから先の閲覧をお控えください。
念のため下げますね。
レイチェル・ゼグラーの演じた白雪姫について
実写版で描かれた白雪姫の名前の由来は
ディズニーアニメーションのそれとは違い、
「雪の日に生まれたから白雪姫」と名付けられています。
また、吹雪を恐れない強い心を持った子でもあるとのこと。
幼少期の白雪姫を演じたエミリア・フォーシェの見た目が
色白で可憐な長い髪の、ちょっとラプンツェルっぽい?
女の子なんですけど、
(もうこの子で良くないか?)と、思ったくらい結構出番が長いんです。
(噂ではレイチェル・ゼグラーの悪評が凄すぎて
出番減らしで幼少期シーンを導入したんだとか噂されてるようです。真相はわかりません。)
で、いろいろな不幸が重なり、白雪姫はシンデレラみたいな扱いになりまして、
彼女の長かった髪が短くなった状態で
大人のレイチェル・ゼグラーに移行するんですね。
ただ、こうやってみると、全然ビジュアルが違うから
「はあ?なんなんだこれは‥」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
映画で見てるとこれがですね。
あんまり気にならなかったんですよ。
ほんとにほんと。かなりスルーっと大人になる感じ。
この辺は表現がすごいなと思いました。
白雪姫が褐色なことに違和感を感じている方が大多数だと思いますし、
観た方の中でも「これは白雪姫ではない!」という方が多いと思うのですが
個人的には本編を観たら、その違和感は吹っ飛んでしまいました。
(ただし、移行シーンに違和感はないだけで
アニメの白雪姫か?と聞かれたら白雪姫ではない。
違う作品に出てくる真の強いプリンセスだなという感じ。)
この "白雪姫みたいなプリンセス" を演じる
レイチェル・ゼグラーですが
とにかく歌唱力が素晴らしすぎる!!
ウエストサイド・ストーリーを見た時も
レイチェルの歌唱力に感動したので
期待大で観賞しましたが、やはり異次元でした。
これは字幕以外考えられない!と感じたほど。
正直これは「リトル・マーメイド」の実写版でも
全く同じ気持ちを持ちました。ハリー・ベイリーが
アリエルの「声」として抜擢されたのも納得でした。
作品内の楽曲について
本作ですが、子供の頃から白雪姫は、お父様とお母様に
「あなたがこの国を良くするんですよ」と言われて育っているためなのか
アニメの「いつか王子様が」は彼女が歌う楽曲の中に入っておりません。
(インストゥルメンタル的にちらっと
流れていたかもですが、正直分かりづらすぎて気づかなかった)
まぁそりゃそうですよね。
彼女自身が、最初から王子様を待ってないから、
その歌詞が出てくるわけない。(^◇^;)
よって王子様待ってまーす。な楽曲はナシ。
作品内にそういうセリフまで出てきます。
潔く切ったなぁ!
個人的には、あの歌が白雪姫の象徴みたいなところがあるので
この歌がないことにより(全くこれは別の映画だ。)と、早い段階で思い込むことができました。
今回、使われているのは、7人のこびとが登場する
「ハイ・ホー」と「口笛ふいて働こう」の2曲で
他は新曲なんですけど、この新曲は
「グレイテスト・ショーマン」などを手がけた
ジャスティン・ポールとベンジ・パセクなので
作品が始まってすぐにミュージカル感が
前面にどどーん!と押し出されてきます。
しかも振付は「ラ・ラ・ランド」でおなじみの
マンディ・ムーアが担当しているため、
見せどころもうまいし、隙が全然ないというか
一本のミュージカル作品をがっつり見せてくれる
すごい大作だなぁ!と言う印象が強く残りました。
全体の感想
ずばっと言っちゃうと、これをディズニーアニメの
白雪姫を実写化だ!って言うと
ちょっと、かなり、違うんじゃないかなぁと思います。
まぁぶっちゃけ、これは「白雪姫」そのものではないです。
白雪姫をオマージュした映画という感じを受けました。
が!
歌や楽曲、映像がとにかく綺麗(お金かかってるな)のと
テーマ性が「人は外見じゃない。心を美しく」と、結構しっかり感じられるし、
テンポがすごく良いので、中弛みも少なく、見ていて単純に「面白い映画だな」と思いました。
ただし!言いたいところはいろいろあります(^◇^;)
見ていて思ったこと
⚫︎作品のシーンの随所に漂う100周年で作られた
「ウィッシュ」感がすごい。
これはもしや実写のウィッシュ?と、思ったほど
白雪姫がアーシャに見えたシーンがいくつかありました。
⚫︎(これは、どう見ても、
塔の上のラプンツェルじゃないか?)みたいな
人物が出てきて、途中から
(これは白雪姫とラプンツェルのコラボか?
(→個人的な感想です))と、思ってしまった。
⚫︎これ、いつかバンビ実写化あるだろ。
⚫︎もしかして、これ実は1番心が綺麗なのは
白雪姫を殺せなかった猟師さんなんじゃないのー?
⚫︎女王様のツメがいろいろ甘すぎるなぁ。
そこは普通なら絶対確認するだろうよ。
アニメだって確認してたじゃん。と言うシーンがあり
「おいおい、、そこしっかりしてくれ。(^◇^;)」と
なぜか、女王様に加勢、、というか
ツッコミを入れたくなった場面がいくつもありました。
(時代だからアニメみたいにえげつなくないのは分かりますが)
と、まあ、いろいろ思いながら見終わったんですけど
周りにいた方が口々に
「前評判ほど悪くなかったんだけど」
「普通に面白かったよね」とか話しながら
席を立っているのが印象的でした。
自分も同じで、「あの場面もう一回見たいなぁ」と
しっかり思わせてくれた映画でしたし、
個人的にはこの映画は結構好きです。
何がいいって楽曲が本当に素晴らしい。
レイチェルの歌唱シーンは最高でした。
なんかディズニーの白雪姫って言うのではなくて
新しい映画だと思って見に行くと、多少は
違和感を感じないのではないでしょうか?
(まぁ、白雪姫からインスパイアした〇〇みたいな)
そうは言っても、そんなの白雪姫じゃないじゃん!
そんなものは見ない!主演女優も嫌い!と言う方が
多いと思うので、あんまり見に行く人は
いないのかもしれませんね。(^◇^;)
見に行かない方の気持ちもすっごくわかります。
リトル・マーメイド実写版と白雪姫の実写版は
何十年か後に、ホーンテッド・マンションみたいに
リメイクされそうな気がするんですがどうでしょうか。
前例があるんだから、きっとできますよね‥。
20年後くらいに・・。(先の長い話だ)
自分は個人的に歌のシーンが気に入りましたので、
また「字幕」で見たいと思います。
読者様が4DXで見ると、かなり面白いですよと
教えてくださったので
次回はそれで見てみるのもいいかなぁと思いました!
以上、すごく長くなりましたが、
実写版白雪姫の感想でした。
ちなみに、吉田パパも自分と同じような感想でしたよ!
(吉田パパは点数で言うと85点だそうです。)