
建仁寺禅居庵で13日まで開催されている「 第22回雋溪水墨画会作品展」に行きました。書画家の王石明さんとお弟子さんたちの作品展で、
毎年この時期に開催
されています。建仁寺境内の紅葉はまだ
まだでしたが、ここ数日の朝晩の冷え込みで、禅居庵の門前の木は赤い葉を落としていました。

作品は書や水墨画自体もさることながら、表装が凝って
いて、そちらにもつい目がいってしまいます。昨年もすごいと思った小学生の作品は今年も異彩を放っていました。王さんの作品でインパクトがあったのが、可
愛い熊の子を描いた「白熊」。王さんといえば荒々しい馬やモダンアートのような画面構成の作品のイメージが強いのですが、柔和な表情で手をあげる様子が
これまでの印象と随分違います。「私も年をとってまるくなったから」と王さん。近年海外での活動が増え、まだ落ち着く年ではないと思うけど、新たな一面を
見せていただいて興味深かったです。墨の濃淡だけで描いたものだそうですが、周囲を銀で縁取られているせいか、絵にも銀が混じっているようなきらめきがあ
りました。海外といえば床の間にはナイアガラの滝を訪れた際に現地で描かれたという作品も飾られていました。