聖地巡礼自転車旅 パート1 | yoskのブログ

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こんばんよう。

 

 

さっそくですが今回のテーマは、聖地巡礼旅。

 

 

もともとはこの記事を上げるためにこのブログを始めたほどに、自分の中では大きな、印象深い出来事。

 

しかしこの聖地巡礼旅、いつの話かというと

 

 

 

 

2015年3月13日

 

 

 

温めすぎ。

 

まあそうなったのはパソコンがぶっ壊れて写真のデータが飛んだり、いろいろ問題があったので仕方ないのですが。

 

んでまあ、最近少し(というかかなり)時間もできて、記憶ができるだけ薄れないうちに書いてしまわねばということで

多少お金もかかりましたがデータを復活させ、ようやく書くに至りました。

 

 

ブログ事情はさておき、

 

 

 

この聖地巡礼旅について説明を。

 

 

この旅を決行した理由は、一言でいえば

 

 

 

”若さ”

 

 

 

 

当時の僕は、国立でのライブ初参戦を経験してからまだ1年と、ヲタクとして”若かった”(もちろん今もペーペーという意識は忘れてないですが)。

それまでももクロが歩んできた道を、文章や映像・写真での追体験でしか知らない僕は、

彼女たちや先人のヲタクたちが数々の想い出を刻み伝説を残してきた場所、いわゆる”聖地”に対してものすごく強く憧れを持っていたのです。

 

そして常日頃、同じ時期にももクロにハマった友人と「いつか全部まとめて聖地巡礼したいな」と語っていました。

 

 

 

そこへ訪れた絶好の機会。

 

そう、大学生にとっての天国こと、”春休み”

 

 

やるならここしかない!決意を固め、いざ計画を立て始めた僕ら。

 

 

 

 

しかしここへ問題がいくつか。

 

 

まず、思ったより時間がない。

春休みといえど、バイトに課題にライブに、と予想以上に忙しく、予定が合う日が1日しかない。

まあでも1日あれば都内近郊ならだいたい回れるでしょ、とここは楽観視。

 

 

 

 

しかし次が最大の問題。

 

 

移動手段がない。

 

 

当時の僕らは大学一年生。まだ車の免許は取りたてホヤホヤのやつが一人いるだけ。ガソリン代や駐車代もかかるし、ということで車は却下。

 

電車移動もいちいち途中下車してたらかなりお金かかるし、電車では意外と行きにくいところがある、ということでこれも却下。

 

そこで僕らが思いついた方法は、

 

 

 

 

 

 

 

”自転車”

 

 

 

ええまあタイトルに書いてたからわかってたと思うんですけど。

 

これならお金もかからないしほとんどどこでも進み放題。

しかも自転車で行く苦労というスパイスによって旅がより一層味わい深くなるんじゃないか。

 

1年と少し前までサッカー部で鳴らし、多少体力に自信があった僕らには、”聖地巡礼自転車旅”という言葉の響きは、興奮を湧きあがらせるものでしかなかったのでした。

 

 

 

 ただここで重要なのが、

自転車と言っても僕らが持ってるのは

 

 

 

 

ママチャリ

 

 

 

 

これで都内爆走しようと考えたのです。

いやー、"若い"。

大学生活で全身さびれた今なら絶対無理だしやろうと思わないですね。

 

 

しかし僕らの心はまだ見ぬ聖地への期待とその道のりへのワクワクで一杯。踊るココロ止まりません。

 

 

徹底的にルートを調べ、分刻みのスケジュールを立て、何度かシミュレーションも行い、作り出された超綿密なマップがこちら

 

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zdbCxEbniDr0.kpzevu4zoorA

 

 

ママチャリだと時速12kmが妥当だということで行程を考えた結果、

集合朝5:00、ゴール予定22:30 という鬼のようなスケジュールに。

家から集合場所までの移動もあるので僕の出発時間は朝3時過ぎ

 

ちなみに前日は月刊TAKAHASHIがあり睡眠時間の確保も体力の温存もできず

 

そんなこんなで無謀な自転車旅はスタートしたのでした。

 

 

 

 

 

 

2015.3.13 5:00 中野サンプラザ

 

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スタートは中野。

 

2011年4月10日 中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事~眩しさの中に君がいた~ 

早見あかり、ももクロ脱退の地

 

 

中野サンプラザをスタートにした理由は、各自の家から同じくらいの距離だったのと、

中野から次の目的地までが今回の最長距離なので、体力が残ってるうちにやっつけてしまおうと考えたから。

 

そして、ある意味ももいろクローバーZが生まれた地でもあるので

ここをスタートにももクロの足跡を辿ります。

 

 

1名集合途中で警官に職質を受け遅刻し、10分遅れでスタート。想定内。

 

 

次の目的地まで約21km。

体力充分、道も広い国道で走りやすいので快調に飛ばします。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでいきなりアクシデント

 

 

自転車で段差を越えたときの衝撃で、自転車用スマホホルダーからカーナビ代わりのmy iphoneがフライアウェイ

アスファルトに華麗にダイブした僕の相方は見るも無残な姿に

 

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かろうじて作動はするものの

とりあえず僕のテンションは最低値まで急降下

前途多難

気持ちを切り替えて黙々と進みます。

 

 

 

 

 

最初の移動なので、地図の距離感と実際に走った距離感がまだ掴めず

あとどれくらいっていう感覚が分からないのが辛かったですね

 

 

 

 

 

途中のコンビニで朝ごはんを挟みつつ、

 

約21kmの道のりを、2時間かけて走破

 

 

 

 

2015.03.13 7:10 武蔵野美術大学

 

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映画「幕が上がる」の中で、富士が丘高校演劇部が東京合宿に到着したシーンで
合宿先の外観として使われたのがここ。(合宿の室内のシーンは別の場所です。)

 

 
当時は映画が公開されてから間もなかったので、キャプ画などの場所を特定できる資料がほとんどなく、それぞれの記憶を持ち寄って撮影に使われた場所を探しました。

 

 

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入ってくるシーンは勘が外れました(笑)
 
 
 
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中西さんが待っていた場所は抑えられてました。座ってたとこprpr出来なかったのが心残り。
 
 
 
春休みだったので学生もほとんどいなくて周りの目を気にしなくて済んだのは幸運でした。
 
 
若干予定より遅れ気味だったので40分程度で武蔵美を後にして出発。
 
 
 
 
 
 
2015.03.13 8:30 フロム中武
 
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かつてももクロが国立競技場を目指し、”国立川”と名付けてライブやイベントを行った屋上があるデパート。
 
 
国立のOP映像の撮影にも使われたため、多くの人が目にしているはず。壁にはそのときに書かれたサインもありました。
 
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ただこのときは営業時間前だったので外から写真を撮っただけ。
 
 
そして写真にもあるように、この後フロム中武は改修工事に入ります。
 
約1年の工事を経て、2016年春から再オープンしたのですが、屋上のサインは現在見ることができないらしい(この件については少し情報が錯綜しているようですが)。
 
ただサインの入った壁は保存してあるそうなので、いつかまたお目に書かれることを期待します。
 
 
 
そんなわけでフロム中武をさらっと通過。
神奈川方面へ南下します。
 
 
 
 
すっかり日も登り雲1つない青空。富士山も見えテンション上がって気温も上がって快調に飛ばします。
 
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しかしここで最大の難関にぶち当たります。
 
 
 
次に僕らが目指したのはよみうりランド。
 
 
行ったことのある方ならご存じかと思いますが、あの遊園地は山の上にあるのです。
 
地図で見て、ああ山だな、とは分かっていたものの、なぜかほとんど問題視していなかった僕ら。
 
 
目の前に現れた果てしない登り坂に絶句。
 
 
 
 
最初は謎のプライドとテンションで立ち漕ぎで登り切ってやろうとスタート
 
 
しかし、そろそろ半分くらい登っただろうか?ってあたりで「山入口」みたいなバス停が見えた瞬間、
全てを察して自転車を押し始める僕ら。
 
 
 
冷静に考えて、本来はロープウェイで上る場所。
 
ママチャリで登れるわけがない。
 
 
 
 
車やマウンテンバイクに追い抜かれながらひたすらママチャリとかいう鉄の塊を押すこと数十分
 
 
 
 
観覧車と、よみうりランドはこちら、の看板が見えた時の感動と安堵と言ったらもう...
 
 
 
 
 
予定を30分オーバーで到着。
 
 
 
 
 
2015.03.13 10:30 よみうりランド
 
 
 
1時間も滞在する予定もないのに1500円?くらいの入場料を支払い、いざ極楽門
 
 
 
そう、ここよみうりランドの目的は、
 
 
2011年8月20日、サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは が開催された、
 
今では毎年恒例となっているももクロの夏のライブの始まりの場所。
 
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現在はあのステージは取り壊され、空き地になっていました。
地形からなんとなく写真の雰囲気を感じ取ることはできましたね。
 
 
 
ただステージと客席は取り壊されていたのですが、
ライブのタイトル、そしてオープニングの登場シーンにも使われた「極楽門」自体は移転して残っていると聞いていたので
 
清掃員のおじさんに聞いたりしながら
捜索すること十数分
 
 
 
ようやく見つけた彼はあんなところに。
 
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どうも園のイベント等の関係で、門の近くまで行ける道が封鎖されていたのです。
 
 
仕方なく遠目から写真を撮って、拝んで、退散。
 
コマネチしたかったなぁ。
 
 
 
 
極楽門に後ろ髪を引かれつつ、時間も押してるのでそそくさと退園。
 
入場料千数百円、滞在時間数十分、
 
 
 
 
満足。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふたたび自転車を漕ぎだした僕ら。
 
 
 
 
 
きっとこの日、自転車を漕いでて1番楽しかったのはこの時間だろう。
 
 
 
登り坂があれば、下り坂がある。
此れ、自然の摂理。
きっと人生もそう。
 
 
重力に身を任せひたすらに坂道を下る僕らの脳内に
ゆずの夏色が流れ出すのを止められるものは何もない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
止まった。
 
下り坂もう終わった。
 
辛い時間が大半で、楽しいことはあっという間。
きっと人生もそう。
 
 
 
 
まあ多少気持ちもリフレッシュできたので切り替えて再び漕ぎ出します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして再びアクシデント。
 
壁や障害というのは絶え間なくやってくるもの。
きっと人生ry
 
 
 
なにが起きたかというと、
最初に乗せた今回の旅のマップを見た方はもしかしたら気づいてるかもしれませんが
 
 
次の目的地のはずだった川崎アゼリアが見当はずれの場所にピン立てされてたのです。
 
どうやらiPhoneでGoogle mapいじってたときに、
スクロールするつもりがピンをスライドさせてしまっていた模様。
 
 
これ、もし今後こういう旅をされる方いたら気をつけてくださいね。
体力的にも精神的にもダメージはかなり大きいです。あんなに慎重に計画したのに…っていう。
 
 
 
 
ここで想定外のメンタルダメージを受けた僕は、一旦ナビ役を友達に任せ、
目的地を修正し再出発。
 
 
 
途中サイゼリヤで昼休憩をはさみ、スケジュールの確認、修正。
気付いたら一行の意識が十数分失われていたので慌てて出発。
 
 
 
 
 
 
2015.03.13 14:05 横浜国際総合競技場
 
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2013年8月4日  ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE を筆頭に、
2014、2016年桃神祭と、3度のライブが開催されたこの場所
 
 
このときは2014年桃神祭の思い出に浸りながら巡礼。
 
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ここでテシロパークやってたなぁ
 
 
 
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ゲリラ豪雨のときはここで雨宿りしたなぁ
 
 
なんて振り返りつつ
 
スタジアムを一周して次の目的地へ
 
 
 
 
 
 
 
2015.03.13 14:30 横浜アリーナ
 
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ここはもう何度もイベントが行われてるので挙げきれませんが
 
当時としてはおよそひと月前にバレイベがあったので比較的見慣れたかんじでしたね。
 
あの頃はこの場所が緑やピンクに染まるだろうとはつゆ知らず…
 
 
 
 
 
 
といったところで容量の関係で次の記事に移らせていただきます。