先日から始まった大学入学共通テストで、「地理Ｂ」において出題された問題が１月９日に放送のＮＨＫ
「ブラタモリ」の内容であった京都府の北部にある日本三景の１つ「天橋立」に関する問題が出題され、
受験生を中心にネット上で話題となっているようです。
以下引用・・・産経ニュース
共通テスト「ブラタモリ的中」と話題に 地理Ｂ問題で天橋立
１６日に始まった大学入学共通テストで、「地理Ｂ」で出題された日本三景の１つ「天橋立」に関する問題について、天橋立を取り上げた９日放送のＮＨＫ「ブラタモリ」が、「的中した」とインターネット上で話題になっている。
問題は、４地点から撮影された天橋立の写真の中から、北側から撮影した写真を選ぶというもの。番組に同方角から天橋立を撮影したシーンが登場したとして、ツイッターでは「おかげで地理の第５問取れました」「ありがとうブラタモリ」などとする投稿が相次いだ。
引用終わり・・・
１月９日に放送された「ブラタモリ」は私も見てましたが、日本三景の１つである「天橋立」の、一般にあ
まり知られていない内容を深堀りしたもので、子供の頃からよく知る天橋立なので私も興味深く見てい
ました。
その番組の内容の一部が大学入学共通テストで、「地理Ｂ」において出題され、天橋立を北側から観
た風景を回答する問題だったようです。
正解は上の写真のような風景で、番組では天橋立観光で有名な笠松公園にも登って天橋立を北側か
ら観た景色が紹介されていましたが、ここからの眺望は、龍が天に昇って行くように見えることから「昇
龍観」と呼ばれています。
そして「昇龍観」は、宮津湾と阿蘇海を分けて伸びる天橋立が昇り龍のように見えることから縁起の良
い景色とされています。
観光写真などでよく知られている天橋立の一般的な風景は南側から観た景色が有名なので、誤答し
た受験生も多かったのではと思います。
天橋立をあまり知らない人だと地図を見ないと写真だけでは位置関係がハッキリしないので、番組を
見ていた受験生はラッキーだったと言えるでしょうね。