
阪神甲子園球場の外野部分に開設されている甲子園歴史館ですが、2020年で10周年を迎え、阪神
タイガースで活躍されていた桧山進次郎さんを1日館長として迎え、10周年を祝うイベントが開催され
たようです。
以下引用・・・神戸新聞NEXT
甲子園歴史館10周年祝う 元阪神の桧山さんが1日館長に
兵庫県西宮市甲子園町の阪神甲子園球場内にある「甲子園歴史館」で22日、開館10周年を記念して、元阪神タイガースの桧山進次郎さんが「1日館長」を務めるイベントがあった。200人超のファンがユニホーム姿などで駆けつけ、トークショーや球場見学を楽しんだ。
同館は2010年の球場リニューアルに伴い開館。高校野球や阪神タイガースで歴代の名試合、名選手を映像や写真で紹介し、実際に選手が使った野球道具も展示している。
桧山さんは1991年に阪神タイガースに入団し、2013年の引退まで主力選手として活躍。代打の安打数、打点数で歴代2位の記録を誇り「代打の神様」と呼ばれて人気を集めた。
この日は「1日館長」と書いたタスキをかけて受け付けに立ち、ファンら一人一人の額に検温器をかざして出会いに感謝を伝えた。
球場を巡るツアーもあり、最後に観客席でトークショーもあった。「電光掲示板の下にあった観客席は、打席からボールが紛れて見えにくくなるために撤去した」などと裏話も披露。ファンの声援について話が及ぶと「一発逆転かという場面で三振し、『野球やめろ』と言われた時には心が折れかけた」と懐かしそうに語って皆を笑わせた。
今年ドラフト1位で入団した佐藤輝明選手への期待を問われると「とてもいい体格なので、甲子園の浜風に打ち勝ってほしい」とエールを送り「これからもタイガースを一緒に応援しましょう」と呼び掛けた。
夫婦で参加した西宮市の男性(66)は「明るい人柄が出ていて、とても楽しかった」と話した。
引用終わり・・・

この「甲子園歴史館」はもともと、1985年に阪神タイガース球団結成50周年を記念してライトスタンド
内に入場無料で開設された「阪神タイガース史料館」でしたが、2010年に新たに甲子園歴史館として、
阪神タイガースの他、甲子園球場で春夏に開催されている高校野球にもスポットを当ててリニューア
ルオープン、有料で開設されました。
今ではタイガースよりも高校野球の展示物の方が多く、興味深い展示物も多いです。
私もこれまで数回に渡って見学に行っていますが、新たに加わった展示物も多く、行く度に楽しめる歴
史館となってますね。
そして、さらに歴史館をパワーアップするべく、甲子園球場の南側に新たな施設を建て、球場内で史料
を展示している甲子園歴史館の一部を移転すると発表されています。
新しい甲子園歴史館の開業は2021年春頃に予定されているようです。