
東海道線・新大阪駅と大阪環状線・西九条駅を結ぶ東海道線支線の地下線化及び新駅設置事業で
整備予定の仮称「うめきた(大阪)地下駅」の名称をJR西日本は「大阪駅」として2023年春に開業す
ると発表、この新駅開設と同時に大阪駅西側に整備する「大阪駅 新改札口」と繋ぐ改札内の連絡通
路も整備されます。
以下引用・・・産経WEST
うめきた地下「大阪駅」に 連絡通路でつなぐ
JR西日本は25日、令和5年春に大阪駅北側の再開発地区「うめきた」の地下に開業予定の新駅について、大阪駅と改札内連絡通路でつないで同駅の一部にすると発表した。これまでは「うめきた(大阪)地下駅」との仮称を使っていた。
JR西によると、大阪駅の新たなホームと位置付け、他ホームとの移動に使う約70メートルの連絡通路を整備する。新ホームと他ホームとの間の移動時間は6分程度となる見通し。
新ホームは京都、新大阪と関西空港をつなぐ特急「はるか」や、和歌山方面とを結ぶ特急「くろしお」が停車する。
引用終わり・・・


大阪駅の北側、東海道線支線の地下線に新しく開設される新駅は単独で開設され、駅名も仮称をそ
のまま流用して「うめきた」駅として開業されるものと思ってましたが、JR西日本のリリースによると、ど
うも大阪駅の地下ホームとして開業されるようです。
新駅は大阪駅北側に開設されるので、地下通路で繋いで大阪駅の改札内にすれば大阪駅とすること
が出来るので、別の駅として開設よりもJR側と利用客にもメリットがあると判断されたということでしょ
うね。
大阪駅周辺はこの新駅の他、うめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心とした再開発
が進められており、新駅は2031年に開業予定の「なにわ筋線」にも繋がる予定となっています。
大阪駅周辺の今後の工事のスケジュールは以下の通り。
2020年夏・・・改札内連絡通路工事着手
2023年春・・・東海道線支線を地下線として開通
「うめきた(大阪)地下駅」を「大阪駅」として開業
改札内連絡通路供用開始
大阪駅新改札口暫定供用開始
2024年夏・・・うめきた2期地区先行まちびらき
大阪駅新改札口供用開始
2031年春・・・なにわ筋線開業