
先日の2月9日、OFFだったので京都府の北部、天橋立まで京都丹後鉄道(丹鉄)を利用して行って
来ました。
今回の天橋立へは、丹後出身である親の用事を頼まれての宮津までで、要件自体は宮津の駅前です
ぐに終わるものだったので、そのまま帰るのも勿体なく天橋立まで足を延ばして来ました。
今回のエントリーでは数回に分けて、その道中と雪景色の天橋立などの様子をご紹介したいと思います。

大阪方面から福知山まではJR福知山線を利用、223系でした。


福知山駅
福知山市内に雪はあまり残っていませんでした。

これから丹鉄・宮福線に乗り換え丹後へ向かいますが、乗り継ぎの時間もかなりあったので、福知山
駅南側の広場に展示してあったSL、C11-40と福知山駅リニューアル前の屋根部分などを出発時
間まで見学です。








この「C11-40」号機は廃線となった福知山線の支線、篠山線で長く運用されたあとに廃車され、その
後は篠山市の公民館に静態保存されていましたが、福知山駅リニューアルの際に旧福知山機関区
にあった転車台を100m程移動し、篠山にあったC11を移設して展示しているそうです。
車体を保護する屋根もなく静態保存されていますが、車体の状態は凄く良好で、ナンバープレートなど
銘板はピカピカでした。



静態保存されているC11の隣には、福知山駅の旧ホームの屋根や支柱がJR西日本から譲り受けて、
ベンチの屋根も兼ねて展示されています。

使用されているレールは明治時代のもので、明治30年から32年(1897~1899年)に福知山線の
前身である当時の阪鶴(はんかく)鉄道がアメリカの鉄鋼メーカー、カーネギー社とイリノイ鉄鋼所に特
注したレールだそうで、このレールには「6015 ILLINOIS STEELCo SOUTH WKS」と「1897 HANKAKU」
の文字が記されています。


福知山発宮津行き列車の発車時間となったので、丹鉄・宮福線ホームへ向かいます。

宮津へ向かう丹鉄・2番線にいたのはMF200形気動車。

MF201号車でした。
MF形は、京都丹後鉄道の前身である宮福鉄道(福知山~宮津)が1988年に宮福線を開業させた際、
一般車のMF100形が4両 (101 ~104) 、イベント対応車の200形が2両 (201,・202) の計6両が
富士重工業で製造されています。
ちなみに車番の「MF」は旧社名の「宮福」を略したもので、社名変更の名残とされています。


MF200形の車内。

京都丹後鉄道の路線図。
京都丹後鉄道の前身は国鉄・宮津線と宮福鉄道・宮福線で、現在は宮舞線(宮津~西舞鶴)、宮豊線
(宮津~豊岡)、宮福線(宮津~福知山)の3線で構成されています。
丹鉄は高速バスを運営するWILLER TRAINS(ウィラートレインズ)が経営する鉄道会社です。





宮津に向かう車内で景色を楽しみます。

福知山から宮津まで各停で1時間と少し。
間もなく宮津に到着です。

そして終点の宮津に到着です。
今回は以上です。
次回に続きます。