
今、JR大阪環状線線の駅で話題になっているのが大阪市天王寺区にある寺田町駅なのです。
JR西日本では「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として大阪環状線全駅のリニューアル工事を進
めており、そのリニューアル工事の最中に駅開業の1932年(昭和7年)当時に設置された可能性の
ある駅名標が発見されました。
寺田町駅や駅名標の歴史を物語る重要な史料で、長きにわたり大阪環状線を見守ってきた貴重な鉄
道遺産として寺田町駅で大切に保存されるそうです。



旧駅名標の設置場所は、外回り2番ホーム(天王寺方面行き)の北側階段付近です。
寺田町駅で発見されたということは他の駅でも埋もれている可能性もある訳で、他の駅も調査する値
打ちはありそうですね。
4月29日にグランド・オープンした京都鉄道博物館で展示する話もあったそうですが、破損したところ
を修復し駅で保存、展示することになったそうです。
これ以上の傷みが進むことなく、末永く保存されるといいですね。