
前回からの海自・護衛艦「きりさめ」(DD-104)艦艇広報・大阪港の続き。
今回は艦内で実施されたアトラクション、と言っても海自定番のものなんですが信号ラッパのと手旗信
号の展示、そしてきりさめの外観、陸自の車両展示などをご紹介します。
まずは信号ラッパと手旗信号の展示。

信号ラッパはトランペットのようなピストンバルブがなく、音階は口の変化、吹きの強弱により音を変化
させ、5つの音しか出せず「ド、ソ、ド、ミ、ソ」の5つの音?の組み合わせで音を出しており、信号ラッパ
を使用しているのは「各種号令の伝達」、「隊員の士気の鼓舞」などを目的としているそうです。
吹奏された曲目は「総員起し」「ラッパ君が代」「出港用意・入港用意」「巡検ラッパ」の4曲で、航海科
の乗員さんが吹奏されています。

手旗信号も「きりさめ」航海科員によるもので、送受信の展示が行われました。
モールス信号などと共に時代遅れの代物という声もありますが、海の男には必須でいざという時には
威力を発揮するんでしょうね。
以下は「きりさめ」外観のいろいろです。

「きりさめ」の艦名板。
艦艇により木製、金属製などそれぞれいろんなバリエーションがあります。

タラップに付けられる幕には艦名が記されていますが、平仮名、アルファベットなど数種類のパターン
があります。





護衛艦の艦尾は、やっぱり旭日旗が一番よく似合いますね。
そして、陸自車両の展示もありました。

業務用車、高機動車、1/2トラックの3両。

第37普通科連隊(信太山)の高機動車。

業務用車と1/2トラックは大阪地方協力本部の車両でした。
以上で「きりさめ」一般公開のエントリーは終わりです。
海自のこの夏のイベントは、大阪地区や近畿圏でどんなものが実施されるのか、今後の海自のリリー
スが楽しみですね。