
諸事情によりエントリーのアップが延び延びとなっていた最終の「トワイライトEXP」です。
鉄道ファンのみならず一般の多くの人からも愛され、トライライト関連の車両が数両、京都鉄博に展示
されている「トワイライトエクスプレス」。
その団体臨時列車「特別なトワイライトエクスプレス」最終列車の大阪発車は都合で見に行けなかった
ので、せめて大阪到着は見たかったので、何とか都合を付けて大阪駅まで迎えに行って来ました。
ホントは何処かで最後の走行場面を撮影したかったのですが、時間的な制約もあり大阪駅でのお迎え
となりました。
ところが平日にも関わらず大阪駅は激パ、想像はしてましたがこれ程とは思わず甘かったですねぇ~
マトモな写真は撮れませんでしたが、それでも大阪駅を回送で出て行くまでに間に合い、何とか最後
の「トワイライトEXP」を見て撮影出来たのは良かった。
それでは最後の「特別なトワイライトエクスプレス」大阪駅到着の場面です。

あまりの混雑に先頭車両のトワ釜まで見に行けず、後部車両が中心のアップとなりました。

もう表示され走ることがない?と思われるトワイライトのテールマーク。
しか~し、京都鉄博に行けば展示車両とマークが見れます。

こちらは行先幕。
これも京都鉄博で表示されているんでしょうか・・・?

今回は食堂車の「ダイナー・プレヤデス」・スシ24を中心にアップしました。
トワイライトEXP利用時はメインのディナータイムのフランス料理フルコースは利用しませんでしたが、
ディナータイムの後のパブタイムや翌朝のモーニングタイムで利用、豪華なレストランカーを堪能しま
した。

スシ24形は電車特急のサシ481形からの改造車で、元は電車の車両でした。
特急電車の食堂営業が廃止され余剰となった食堂車を客車の食堂車スシ24に改造して再利用、内
装も豪華にしてトワイライト編成に組み込みフランス料理のフルコースを提供していました。
上野⇔札幌間を結んでいた「北斗星」号の「グラン・シャリオ」も同じレストランカーです。

スシ24の屋根上のクーラーは、481系初期型でキノコ型クーラーと呼ばれるものです。

「ダイナー・プレヤデス」のカーテンは独特のもので、ランプとの調和が素晴らしかったですね。

「ダイナー・プレヤデス」のトワイライト専用の食器。
この食器たちはどうなったんでしょうね。

スシ24形のキッチンは相当狭く、コックさんをはじめクルーのみなさんは苦労されたのではないかと思
います。

トワイライトEXPの象徴とも言える車両、サロンカー「サロン・デュ・ノール」

オハ25形550番台車で青函トンネル通過時には約30分間、JR北海道の車掌さんから施菅トンネル
について様々なレクチャーがあり、クイズなどで楽しんだのも「サロン・デュ・ノール」での思い出となっ
てます。

そして大阪駅を回送として最後の発車です。
憧れのA寝台2人用個室「スイート」を最後部に発車して行きました。
部屋を取れた乗客はホント、ラッキーだったと思います。

トワイライトEXPが大阪駅を発車して行った後はトワイライトEXPの運転終了式も実施されました。
当日の乗客代表や「ダイナー・プレヤデス」クルーのみなさんが参加したイベントでした。
最後に1989年7月21日の運転開始以来、ホントに長い間お疲れさまでした。
トワイライトEXPに乗車したのは全て札幌発大阪行で5回の乗車。
そして、トワイライトの旅の思い出は京都鉄博の車両たちに半永久的に引き継がれます。
また、京都鉄博に遊びに行った際にはトワイライトEXPの思い出に浸りたいと思いますね。