
これまで熊本の被災地で活躍する自衛隊・警察・消防の装備などをご紹介しましたが、今回は海上保
安庁を取り上げてみました。
海保の主な任務は海の上、海上なので自衛隊・警察・消防のような目立つ捜索活動や被災者支援は
ありません。
しかしながら巡視船による給水・入浴支援、被災者向けの支援物資の輸送などを実施されており、南阿
蘇地区での被災地ではヘリによる救助活動を実施、負傷者を病院まで搬送されているようです。



海保にもレスキュー隊は存在していて「機動救難士」と呼ばれるレスキューチームがあります。

今回の熊本地震では待機されていて、何時でも出動出来るようにスタンバイされているようですが、出
動には至らず、現在海保の活動は巡視船による被災者支援のみとなっているようです。
これからも「機動救難士」のみなさんの出動機会が無いように、このまま収束に向かって欲しいと思い
ますね。
4月14日の前震の発生以来、余震がなかなか収まらず、震度3以上の余震の回数も870回を超えて
いるそうです。
余震が一刻も早く収束に向い、一日も早い被災地の復興を祈り、熊本県と大分県のみなさまにお見舞
いを申し上げます。