前回からの「陸自 エアーフェスタ60-52 八尾駐屯地一般公開」の続き。
前回はAH-64D 「アパッチ・ロングボウ」を紹介したが、今回はAH-1S 「コブラ」です。
世界初の攻撃型ヘリコプターで、陸自ではAH-64Dと同様に活躍しています。
しかしながらこのAH-1Sは、もうすぐ退役の時期を迎え、後継機となるAH-64Dは調達を終了して
いることから今後の攻撃型ヘリの導入が気になるところですね。

この機体も、三重県伊勢市に所在する明野駐屯地からの飛来です。
面長のスマートなスタイリングが特徴のAH-1S「コブラ」
スタイリング的にも好きな機体です。

スマートな形状は被弾した際に被害を少なくするすためや、敵に発見されにくくするために採用された
形状ですが、うしろからの見た感じもいいッスね~

機体は富士重工がライセンス生産を行ってますが、エンジンは川崎重工製となってます。

兵装はウイングに吊るされ内側に70mmロケット19連装ランチャー、外側にTOW対戦車ミサイル
チャーを搭載。

そして機首部分には20mmガトリング砲と、コブラナイトと呼ばれる夜間飛行向上用のTSUが搭載
されてます。
富士・総火演などで見られる、この20mm砲からの射撃の際、薬きょうが上空からバラバラと落ちる
場面は圧巻ですね。
コックピットはAH-64Dと同様に2座式で前席に射撃手、後席に操縦士です。

最後は、「AH-1S」クルー用のヘルメットと、20mm砲の模擬弾です。
今回は以上です。
次回に続きます。