
前回からの「陸自 エアーフェスタ60-52 八尾駐屯地一般公開」の続き。
今回は駐屯地公開の花形である模擬戦闘訓練の展示やレスキュー訓練などをご紹介します。
まずは災害出動の場面で、レスキュー訓練の展示から・・・

遭難した、要救助者を吊り上げるレスキュー訓練。
要救助者1名を救助補助要員1名と共に、無事にUH-1J機内に収容します。
まだ記憶に新しい御嶽山の噴火災害においても、このような救助活動が展開されたんでしょうね。

続いては山火事などでお馴染み、大型バケツを使用しての消火活動の展示。

多用途ヘリコプター「UH-1J」2機を使用しての展示でした。
さて、続いては陸自の本来任務、お待ちかねの模擬戦闘訓練展示ですが今回のエアーフェスタは入場
者が多く観覧場所もいい場所が確保出来ず、模擬戦闘訓練展示も死角となる場所が多くよく見えな
かったので、今回は簡単にアップです。

まずはOH-1「ニンジャ」。
航空偵察を実施して、地上部隊に敵情報を報告します。

ヘリボーンも実施され、レンジャー隊員4名がUH-1Jからリベリング降下し敵の最前線に潜入。

降下中のレンジャー隊員を援護するため、ホバリングしながら警戒中のAH-1S「コブラ」
機首部分の20mm機関砲が特徴的です。

地上部隊への支援はAH-1Sだけでなく、UH-1Jからもドアガンによる援護射撃も実施されました。
UH-1Jは武装され攻撃ヘリとしても使用可能で、12.7mm重機関銃などが搭載可能となってます。

特科のFH-70 155mm榴弾砲による射撃も開始され、敵陣地を制圧。

最後は74式戦車などの機甲科車両や、普通科部隊での総攻撃を実施。
敵陣地を完全制圧しました。
最後はおまけ・・・

FH-70や74式戦車が空砲射撃する際は隊員さんがアナウンスと、看板を掲示して注意を促してくれ
ます。
射撃の際は耳を塞いでいる人や耳栓を使用している人もいますが、私はそのまま射撃音を聞いてます。
しかし空砲射撃の際の重低音は空きっ腹に応えます。
一度、富士の総火演などで実弾の射撃音を体験してみたいですが・・・
今回は以上です。
次回に続きます。