大阪環状線の新型車両・・・3ドア車を導入? | Let's begin!

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最近は、鉄ネタというと大阪環状線のネタが多くなってますが、また環状線ネタです・・・(笑)


大阪環状線で使用される新型電車は、現在の4扉車から3扉車に変更されるようです。




以下引用・・・産経ニュースwest



乗車位置△・◯が一つに、JR大阪環状線3ドア車で統一へ 平成29年度着手


複数の路線が乗り入れ、ドア枚数の異なる電車が混在して走るJR大阪環状線について、JR西日本が片側3ドアの車両に統一する方向で検討を始めたことが10日、分かった。


通勤時間帯での3ドア車の導入試験の結果、「3ドア車でも遅延や大きな混乱はない」と判断した。


平成29年度までに導入する新型車両を3ドア車とする方向で検討しており、4ドアの古い車両を順次置き換える方針だ。


11日に開業140年を迎える大阪駅での整列乗車を促進し、混雑を緩和する狙いがある。将来のホームドア導入にも弾みがつきそうだ。


JR西によると、大阪環状線を走る電車は、4ドア車が6割、3ドア車が4割。このため、電車によって駅ホームの乗車位置マークが「△」と「○」で異なり、利用客の多い大阪駅などではラッシュ時の混雑が問題になっていた。


一般的にはドア枚数が多い方が乗降がしやすいとされ、利用客の多い路線では4ドア車が使われる。


JR西はドア枚数を統一するため、2月17~21日、通常は4ドア車で運転している朝の通勤時間帯の普通電車を、3ドア車に統一する実証試験を実施。ラッシュ時でも列車遅延などの影響がないことを確認した。


3ドア車で統一できれば、整列乗車の促進と乗降時間の短縮が期待できる。乗客のホーム転落や電車との接触を防ぐホームドアも設置しやすくなるという。


環状運転が始まって3月で50年を迎えたが、大阪環状線の4ドア車はいずれも国鉄時代の製造で、特に103系は昭和44年の使用開始から45年が経過している。一方、3ドア車は主に関西国際空港や和歌山、奈良方面に向かう快速電車を中心に運用されており、JR発足後に製造された新しい車両が多い。


3ドア車の新型車両を導入し、国鉄時代の4ドア車を置き換えれば、将来的には3ドア車に統一することができる。




引用終わり・・・






オレンジ色の大阪環状線電車は103系と201系のいずれも国鉄時代の車両で、JR東日本では103系


はすでに沙汰され、201系ももうそろそろお役御免となりそうな電車となってます。


ところがJR西日本では103系と201系は現役バリバリ。


両方の形式に延命工事を施して、まだまだ使用するつもりだった電車ですが、大阪環状線のイメージ


アップのために、ようやく新型電車の導入に踏み切った様子です。


私個人的には、国鉄型の車両は大好きですが・・・


そして、新型導入を行うに当たって様々なテストもおこなわれているようで、4扉車にするのか、3扉車


にするのかについても、今年テストが実施されて3扉車でも問題ないとの結果が出たようです。


そもそも国鉄時代に製造された103系や201系は、東京の首都圏での使用を前提とされており、その


結果4扉車となっており、4扉でも足らずに6扉車も登場して編成に組み込まれれて運用されています。


他方、関西の各私鉄では、3扉車が主流で4扉以上のドアを持つ車両は見当たらず、JR西日本のみ


という感じです。


ただし、混雑が首都圏並みの激しい御堂筋線のある大阪市営地下鉄では、やっぱり4扉車ですが・・・


大阪環状線で使用されるので、3扉車と言っても転換クロスシートの近郊型にはならずに、ベンチシート


の通勤型になると思われますが、それでも3扉車にすることで扉が減る分、着席出来る人数が増える


ので利用者にとっては歓迎すべきことでしょうね。


そして、形式やデザイン、スペックなどどんな電車となるのか、よく利用する電車なので大いに気になる


ところです。