伊丹空港ターミナル・第2フィンガーからの風景・・・その1 | Let's begin!

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”さぁ~始めよう!”


マイペースでまったりと日常のいろんなこと書いて行きたいと思います。


今回は先日、1月12日のB747ジャンボ・伊丹イベント時、空港ターミナル・第2フィンガーが公開され


た時の写真をアップしてみたいと思います。


今後も公開されのか、どうかは分かりませんが、将来の伊丹空港大規模改修工事の際にはフィンガー


部分の撤去の話もあるので、貴重な写真となるかも・・・です(笑)


私個的には昔よく見た懐かしい風景なのですが、エプロン側から見る風景というと、航空機を利用した


時にしか目に出来ない風景です。



まずはトップ写真ですが、空港ターミナル中央のビル。


昔は国交省の大阪航空局が入っていたり、ターミナルホテルだったりしますが、勤務していた頃には


BFには空港職員専用の官庁食堂があって、よく食べに行ってました。


で、よく食べていたのがカレー、ラーメン、天津飯だったり当時は質より量で、幾ら食べても太りません


でした。


自分でも恐ろしい程、食欲のあった時代でそんな胃袋を満たしてくれたのがこの官庁食堂であったり、


1Fに現在もあるAASのオアシスだったりしました。


また懐かしい味を、味わってみたいと思いますが・・・



しかしターミナルビル南側に国交省・大阪航空局のビルが完成、新コントロールタワーが出来てから


ターミナルビルの管制塔が撤去されたのは残念でした。


撤去されたターミナルビルは見た目もブサイクで、展望ホールとかに活用できなかったものかと思い


ますが、老朽化などの問題もあったんでしょうかねぇ・・・?



南ターミナルビルと展望デッキ。


ここは昔と一緒の姿を残してますね。


ビル壁面に取り付けられた”13”の数字は、スポットナンバー。


航空機のPさんに分かり易いように設置されたものでしょうか。


しかし屋上の看板、「OSAKA INTERNATIONAL AIRPORT」の文字は、今や違和感ありですね。


文字通り、インター復活を切に望みます



こちらの写真はその反対側。


ビル1Fには、ARRしたPAXのBAGを流すターンテーブルがよく見えます。


ここでもよく仕事をした、懐かしい職場でもありました。


昔は国際線専用地区でしたので、流すバゲージの重いこと・・・


その殆んどがスーツケースでしたが、客室乗務員のCAさんと同様に腰痛はグランドの職業病の一つ


でもあります。


自分なりに腰痛対策をしていたので、滅多に腰痛になることはありませんでしたが、それでも年中行事


みたいに1年に一度くらいは腰に痛みを感じることはありました。


ここで思い出されるのは、今はどうなのか知りませんが大阪税関の麻薬探知犬の活躍していて、


しょっちゅうターンテーブル上のバゲージをクンクンと臭いを嗅ぎながら動き回ってました。


それから航空機に航空燃料を給油するタンク車が見えますが、白塗装のままですね。


これには訳があるようで、伊丹の他、他空港でも航空燃料を給油する専門の事業者が存在してい


ますが、伊丹では燃料代が高いため、ANAさん独自で燃料を調達して給油されているそうです。


伊丹空港の給油会社からは営業権の侵害として、訴えを起こされて今係争中なんだそうです。



以下引用・・・産経ニュースwest

航空業界、格安航空参入で「裏の競争」…全日空の給油自給は是か非か? 大阪高裁


大阪(伊丹)空港の隣に全日本空輸グループが給油施設を建設して“自給”を始め、同空港の国指定事業者が「権利侵害だ」と反発、司法の場で争う事態となっている。格安航空会社(LCC)参入などで競争が激化、コスト削減が至上命題の全日空が事業者に値下げを求めたが、交渉が決裂した末の顛末(てんまつ)だ。大阪地裁は事業者が求めた自給差し止めの仮処分申請を却下、事業者は大阪高裁に即時抗告しており、空港での給油のあり方が高裁で改めて問われている。


空港での航空機への給油は空港法により、国の指定を受けた燃料保管事業者が行っている。全日空も、伊丹では指定事業者の大阪ハイドラント(兵庫県伊丹市)から給油していたが、「同規模の他空港より割高」と、自社での給油を決定。空港に隣接する大阪府豊中市の格納庫横に燃料タンクを建設し、今年8月から「自給」を始めた。


これにより、ハイド社の燃料供給量は約4割減少。同社は、燃料の安定供給の責務を負う指定事業者には一種の排他的営業権があり、指定による「地位」も保全されるべきで、全日空の自給行為の容認は伊丹の給油体制崩壊につながりかねないなどと主張。空港を運営する新関西国際空港会社に対し、全日空の自給行為の差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申請した。


だが、新関空会社は関連規定に全日空の行為を禁じる規定が存在しないことから、「差し止めの義務はない」と主張。地裁は10月22日、「空港法上、指定事業者が事実上の1空港1社体制になっているとしても、排他的営業権が保障されるとはいえない」と申請を却下し、ハイド社が大阪高裁に即時抗告した。


伊丹空港での給油をめぐっては、ハイド社の価格は割高とする全日空が価格の根拠について説明を求めるなどしたが、「納得できる開示がなかった」(全日空)。一方ハイド社は、「価格は燃料代と施設利用料の合計」と説明。さらに、合計価格は石油元売りと航空会社間の契約で決まることから、「伊丹より高い価格が設定されている空港は他にある。全日空は元売り各社と交渉すべきだ」と逆に全日空を批判している。


産経新聞の取材に対し、ハイド社は「国から指定を受けることは、燃料供給に100%の責任を負うことを意味する。その責任を果たすことができる環境が維持されて然るべきだ」と、同社に排他的営業権があると主張。一方、新関空会社は「当社には全日空の自給を排除すべき義務はない、という当社の主張が地裁に認められたと考えている」、全日空は「係争中なのでコメントは差し控える」としている。


引用終わり・・・



さてさてこの争い、どうなるんでしょうか・・・?



話題を変えて今度は第2フィンガーから見たB787の出発風景です。



トーイングカーによるプッシュバック。


エプロンの路面は、B747ジャンボの歓迎放水でビショビショです。



プッシュバックしていたトーイングカーが離脱。





32Lのランウェイに向かうべく、誘導路をタキシングします。



ランウェイをテイクオフ。


何処に行くのか知りませんが、行ってらっしゃい~



夕日に照らされた綺麗なB787のシルエット。


その2に続きます。