以下引用・・・
成宮寛貴 学び成長する3代目“相棒”
「相棒season11」
テレビ朝日、水曜午後9時
「不良」を演じた映画やドラマの印象に違わず、写真撮影中のまなざしは刺すように鋭かった。
それでも面と向かって話し始めると、一言一言を探して丁寧に自身を語る。
その様子はひたむきで真っすぐだった。
名物シリーズの11作目から、若手刑事の甲斐(かい)享(とおる)を熱演している。
ファンにはおなじみ、警視庁特命係の名物刑事、杉下右京(水谷豊)の3代目相棒。
亀山薫(寺脇康文)、神戸(かんべ)尊(たける)(及川光博)という先輩2人から大役を引き継いだ。
「『相棒』は国民的ドラマで、ある意味でもう完成している作品。
自分が楽しめるのか勇気が要りましたが、新しいものに挑戦したかったんです」と表情を引き締める。
交番勤務を経て所轄署の刑事になったばかりの享は、ある事件を通じて右京に見初められ、特命係に配属になる。
警察庁ナンバー2の甲斐峯秋(みねあき)(石坂浩二)を父に持つが、親子関係は悪く、コネを使わず実力で刑事の道を歩んできた。
強い正義感ゆえに、ひとりで突っ走ってしまう危ういところもある。
「これまでの相棒は(人間や刑事として)ある程度“できあがっていた”けれど、若い享はできあがっていない状況で右京さんと出会う。
2人で事件を解決していくなかで、享は学び、成長していくんです」
共演に当たって、右京役の水谷から「コットン」というニックネームを付けられた。
「僕はシルク(絹)っぽいイメージで見られることが多いけれど、実際はコットン(綿)っぽいと思っているんです。
それを言い当てられた気がして、水谷さんからウエルカム(歓迎)されたと思った」とうれしそうに振り返る。
不良やホスト、高校生といった若者を数多く演じてきたが、ドラマが始まる直前の9月で30歳を迎えた。
「男は30歳から自分の内面やそれまでの経験が顔に出る。俳優として難しい年代に入ったけれど、そんなときに『相棒』と出合えたのはラッキーだと思います」
質問への受け応えや笑顔に、飾り気はなかった。そこで感じた温かさや親しみやすさこそ、まさに本来の“コットン”の姿なのだろう。
(三品貴志)
◇
<なりみや・ひろき>昭和57年、東京都出身。平成12年、宮本亜門演出の舞台「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」でデビュー。映画「ドロップ」「ばかもの」、テレビドラマ「ごくせん」「ヤンキー君とメガネちゃん」など数多くの作品に出演。公開中の映画「のぼうの城」では、軍略の天才を自称する酒巻(さかまき)靭(ゆき)負(え)役を演じている。
引用終わり・・・
毎週水曜日の夜9時のドラマというと”相棒”ですね。
毎週楽しみにしている相棒ですが、このイレブンから装いも新たに及川ミッチーから
成宮寛貴さんに交代して始まりました。
結構、及川さんのキャラが好きだったので始まった当初も寂しさもありましたが、最近に
なって成宮さんの甲斐享キャラにも馴染んできました。
成宮さんというと、「ハチミツとクローバー」や「ブラッディ・マンディ」の悪役のイメージ
が強かったです。
相棒を回を重ねるにつれて、成宮さんのキャラに引き込まれている感じで、いいなぁ・・・と。
このイレブンから、何回続くのか分かりませんが、水谷 右京 さんと最高の相棒を作って
欲しいと思います。
さて、これから相棒、どのようなドラマ展開となるのか分かりませんが大いに期待したい
相棒ですね。
相棒season11 オープニング