伊丹空港散策記・・・その5 | Let's begin!

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”さぁ~始めよう!”


マイペースでまったりと日常のいろんなこと書いて行きたいと思います。


伊丹空港散策記の続き。



今回が最終回です。


前回の南ターミナルから戻って、再びJALエリアである北ターミナルへ・・・


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まずは、J-AIRの機体からご紹介します。


J-AIRはご覧のようにJALの子会社で、この伊丹空港をベースとして展開している会社です。


ボンバルディアCRJ200ER(手前)とエンブラエル170(奥)


小型機でも、エンブラエルにはPBB(Passenger boarding bridge)が付きますが、ボンバルディア


は自前のステップでの乗降となります。


飛行機の好きな方にとっては、PBBよりステップ使用の方がいいですね。


乗降の際に写真が撮れますから・・・


伊丹の場合、昔からほとんどPBB使用です。


それにしても、ボンバルディアは昔飛んでいたB727に似た機体ですな。


真ん中の大型車両、マイナミの給油車が塗装も昔のままで懐かしいです。


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ブッシュバック中のB767-300


その3でARRシーンをアップしていますが、そのDEP場面です。


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見る飛行機もいなくなったので、昔やってたグランドの仕事を見てみると・・・


昔は反射ベストを着用することも無かったですが、今は安全対策上なんでしょうか、着用が義務


付けられているようです。


夏場など、結構暑そうですがどうなんでしょ・・・?


そして飛行機に搭載するコンテナなんですが、少し解説してみますといろんなコンテナがありました。


今はドメ(国内線)専用なので、それほど種類はありませんが、インター(国際線)だと、特にフレイター


が飛んでたりするとかなりコンテナの種類が増えます。


写真のような普通のコンテの他に、バンガロー、イグルー、と呼んでた大きなコンテもありましたね。


普通のコンテにもドメ専用とインター専用とがあって、ドメ用にはフォークエントリー(フォークリフトで


突く際の底部分の隙間)が付いていたり(インター用は無し)します。


空コンテナは軽いのでフォークで運ぶ際にはフォークエントリーが無いとコンテナが安定しないなど


不便もありますね。


それから不良コンテナで怪我をしたこともあります。


外国のカスタマーキャリアに多いんですが、壊れている不良のコンテナを使っている会社もあって、


まぁ、自分の不注意もあったんですが、コンテナドアに指を挟んで、切ったりした怪我もありました。


このような仕事だと、怪我は付き物なんですね。


こんなこと言ってると先輩から、教育訓練なんだったんだと怒られそうです・・・(笑)


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カーゴだと、バゲージ(手荷物)違ってコンテナだけでなく、パレットとよばれる平たい金属の板に


積み付けネットでしっかりと固定して、搭載してます。


Bドーリーと呼んでいたコンテナを運ぶ亀の子台車、今は6連でもOKなようですが、昔は4連でしたが、


合理化の影響なんですしょうかねぇ・・・?


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エコ塗装のB777-200が到着して同時にボンバルディア機も到着。


ボンバルディアをやり過ごして、#17へスポットインです。


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誘導員のマーシャリングでスポットインした後は、グランドのお仕事。


その前にマーシャリングの最中は、周回道路のスポット部分のみ誘導終了まで通行止めとなります。


この待ち時間、急いでる時は長く感じる時間でした。


そしてシップサイドでのARR作業、結構緊張して仕事をやってました。


特にHL(ハイリフトローダー)のオペレーターをやってて、HLをシップに近付ける時には・・・


もし接触して、機体を損傷させれば・・・


考えただけでも恐ろしいです。


最近、ピーチでCAさんがやらかしたドア以上のことになっちゃいますから・・・


幸い退職するまで、人身事故も物損事故もなく無事故でした。


しかしシップサイドの機材は昔と全然変わりませんね。




これで、伊丹空港散策記は終わりです。


また、機会があれば千里川のポイントや伊丹市のスカイパークにも行ってみたいと思いますね。



JAL 日本航空