
先日のエントリーで少し触れた117系ですが、今回は好きな形式でもありますので、思いつくまま書
いてみたいと思います。
現在、JR西日本とJR東海に配備されておりますが、今回は西日本限定で記します。
関西地区に新快速として投入されましたが、ブルーライナーと呼ばれた先代の新快速157系の
老朽化で、その置換え用として誕生した電車でした。
いわゆる流線型のスタイルで、デビュー当時は斬新なデザインの電車でしたね。
で、塗色も52系に似たものを採用されて、ぶっちゃけ、かっちょいい電車でありました。
愛称もブルーライナーからシティーライナーに変って、新たに新快速のヘッドマークも登場。
この新快速のマークがよく似合ってました。

国鉄から民営化でJRとなり、JR西日本初の近郊型電車となった221が登場して、新快速も221系
に譲ることになりました。
そして片側2扉車というのも混雑時には、難点となり岡山、広島、下関、和歌山に転属となったり、
中間車は115系3500番台に改造されて、115系に組み込まれることになったり・・・
それでも、いわゆるアーバンネットワークで頑張っている車両もありますね。
車両のスタイルや色、装備はもちろんのこと、私のお気に入りだったのは117系の走行音・・・
空気バネ台車独特の音に、車内の匂いでしょうか・・・

117系にはクリーム地にマルーン帯のこの塗装がよく似合います。
地方によって、いろんな塗色が存在しています。
で、アーバン地区での塗色変更で、117系らしからぬ色に塗られたりしている車両もあり、
クリーム地にマルーン帯のいわゆる原色を見れるのも、あと僅かも知れませんね。
まだ、廃車となった車両もなくまだまだ現役で使用できる形式だと思います。
末永い活躍を祈りたいですね。