本当につまらない試合だった。そして、この試合は考えさせられる。UFCはこのままでいいと思っているのだろうか?そろそろルールを見なおしてもいい時期だと思う。いろいろと問題点を書いていく。
まず、判定に関してだが、1、3Rがランディ、2Rがベラ。29-28でランディ勝利というのが実際についたジャッジ(これ以外はないはず)。ルール的には妥当なのかな。おかしいってことはないと思う。こういう判定がつくだろうなとは思った。
ただ、どうしても格闘技としてはランディの勝ちには見えない。ルールが格闘技から相当に離れてしまっている。これじゃあアルティメットファイトならぬアルティメットレスリングだ。
スタンドレスリングのアグレッシブだけで1Rはランディになってしまい勝敗を分けたわけだが、ファーストコンタクトのベラのヒットは取らないのか?アグレッシブよりもヒットを取るべきじゃないのか?攻撃軽視、コントロール重視にもほどがある。
そして、ブレイクが遅すぎる。もしかしたらランディよりのレフェリングだったなかもしれないが(2Rには明らかにひどいブレイクがあったし)、これでは間違いなくこのスポーツの人気は落ちる。ランディだから観客も沸くが、普通の試合ならありえない。ランディに何の思い入れもない俺にはひたすら退屈な試合だった。
相手を仕留めるのはパンチでありキックであり、パウンドであり、サブミッション。スタンドレスリングで押し込まれても、意識が遠のくわけでも骨がきしむわけでもない。プロスポーツとしてつまらないし、格闘技としてそうあるべきなのか?少なくとも、テイクダウンできるわけでもなく、ただ押し込んでいるよりも、ヒットを取るべきだ。
次回の更新向けてだが、サブミッションに関してはどこまで取るかは非常に難しい問題だと思う。柔術でも柔道でもグラップリングでも極め自体がポイントなることはない。ただ、MMAではどうあるべきか。俺はテイクダウン、パス、スイープ、マウントなんかは軽視でいいと思う。これらを成功させれば圧倒的に優位にはなるが、それは攻撃してこそ。上に乗らること、マウントを取られること自体がダメージなるわけではない。サブミッションを重視、テイクダウン、パス軽視にするにしても、テイクダウンやパスの段階を踏まなければ極まらないわけだし、これらの技術が死ぬことはないと思う。サブミッションはどこまで取るか、また書きたい。とりあえず、日本は取りすぎかも。