何故か村上春樹はノルウェーの森以来

手を出さない作家だったけど数年前に

タイトルに惹かれたのか初版の単行本を

本屋で買ったのが 騎士団長殺し 


欧米で翻訳されこれでノーベル賞かと騒がれたが

ファンタジーだと海外で酷評されまたしても

受賞を外した


メタファー小説というジャンルを確立したとも

言えるけど最近この年になってくると私小説とメタファー小説の世界を行ったり来たりする村上春樹の文章が心地良い


今年のGWに会社の同僚の仕事関係の本をじっくり読んでやろうと思ったけどやはり頭が休暇のときに仕事関係の筋が入ってくるのを拒むようで村上春樹の 一人称単数 が半年待たされた図書館予約が取れて一気に読破した


本のタイトルの短編は最後に出てくる

なんだろう終わりのない結末が残す空気


これも春樹ワールドなのかも