米大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、5日に配信されたABEMA のインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演し、来年3月開催のWBCで「大谷翔平(31)はDH専任で、山本由伸(27)米国ラウンド以降での登板が望ましい」と語りました。
大谷については、2度目の右肘手術を経て、今季は「投打二刀流」として復活したとはいえ、来季に開幕からフルシーズンを投げ切れる保証はありません。このため、WBC開催中にも投手としての調整メニューが必要であり、心身ともに負荷のかかる登板は懸念事項となります
そこで、前回大会決勝のような1イニング限定の登板以外は、DHでの出場となる可能性が高いと述べました。
山本は、東京での一次ラウンドではなく、ベスト8以上が出揃う米国ラウンド以降で登板する方向性を示しました。
キャンプイン以降、米アリゾナで調整を続け、準々決勝の前にマイアミで合流。登板間隔、イニング、球数などを細かく設定した上で、登板することを想定していると明言しました。
佐々木朗希(24)については、強化、調整が不可欠な状況であり、次回大会やロス五輪を目指し、今回のWBCは欠場が望ましいと語りました。
ロバーツ監督はこのような考えを示したが、果たして「侍ジャパン」ではこうした起用となるのか、注目されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。