プロ野球各球団は、今年のドラフト会議が終わって、スカウトの話題は2026年ドラフト1位に誰を選ぶかに移っています。その1位候補を探っていくと、高校生「BIG3」と、大学生剛腕2人、大学生野手の合計6人に、現状は絞られます。
「BIG 3」ではまず今秋の関東大会を制した山梨学院の菰田陽生投手。194㌢、100㌔の恵まれた体格から最速152㌔の角度ある速球を投げる一方、打撃も長距離砲として魅力十分で、「右打ちの大谷翔平」として、大きな期待が寄せられています。
あとの2人は、今年の春夏甲子園で活躍した横浜の織田翔希投手、9月の侍ジャパン高校日本代表でエース格として銀メダル獲得に貢献した沖縄尚学の末吉良丞投手。
大学生の剛腕2人は、まず日米大学野球第4戦で最速159㌔をマークした仙台大の佐藤幻瑛投手。もう1人は、最速154㌔の速球にカーブ、フォークなど変化球も多彩な青学大の鈴木泰成投手。
野手では、走攻守三拍子が揃い、長打力もある明大の榊原七斗外野手。
今年の1位は12人中高校生は2人だけだったが、来年は高校生も逸材が揃い、激しい争奪戦になることが予想されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。