米大リーグのダイヤモンドバックス対ドジャース戦が23日(日本時間24日)、アリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドで行われ、ドジャースの「1番、投手兼DH」で大谷翔平が出場しました。
大谷は初回の打席で、13勝右腕ファットに対し、ニゴロに終わりました。
その裏、メジャー登板100試合目の大谷は、160㌔近い速球にカーブ、スプリット、スライダーと多彩な投球で右飛、ニゴロ、見逃しの三振という三者凡退で仕留めました。
ドジャースは二回、T・ヘルナンデスの左越えソロ本塁打で先制しました。
大谷は二回、空振りの三振、空振りの三振、ニゴロと、三者凡退。
ドジャースは三回、一死走者なしで大谷に第2打席が回り、三飛に倒れました。
大谷はその裏、先頭のトーマスに大谷のグラブ直撃の強襲安打を浴びたが、後続の打者を速球、カーブ、速球を決め球に3人連続空振りの三振に抑えました。
大谷は四回も先頭のマルテに中前打を打たれたが、後続打者を見逃しの三振、空振りの三振、遊ゴロに仕留めました。
大谷は五回、左飛、右前打、投ゴロ併殺と、3人で抑えました。
ドジャースは六回、大谷が先頭打者で打席に立ち、四球を選んで27試合連続出塁をマークしました。さらにフリーマンも四球の二死一、二塁から、またもT・ヘルナンデスが右中間適時三塁打を放ち、2点加えて3ー0としました。
大谷は六回、今季初めて6イニング目のマウンドに立ち、投ゴロ、右前打、ニゴロ、左前打で二死一、二塁と、この試合最大のピンチを迎えました。ここで4番モレノを中飛に打ち取りました。結局、大谷は6回を投げ、投球数91、被安打5、奪三振8、無四球、無失点の好投で、勝利投手の権利を得て、降板しました。
ドジャースは七回、ロートベットの右越えソロ本塁打でリードを4点に広げました。続く大谷は三振に倒れました。
ダイヤモンドバックスはその裏、二死一塁からマッキャンの適時二塁打とデルカスティーヨの2ランで1点差に迫りました。さらに九回、一死ニ、三塁からバロッサの左犠飛で同点。大谷の勝ち星は消え、ペルドモの左前適時打でサヨナラ勝利を収めました。
大谷は100試合目の登板で、同時に100本塁打を超えたのは、ベーブ・ルースと大谷だけという金字塔が、またしても建てられました。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。