米大リーグのレッドソックス対ドジャース戦が25日(日本時間26日)、ボストンのフェンウェイパークで行われ、ドジャースの「1番、DH」で出場の大谷翔平は、チーム新記録の6試合連続本塁打は成らなかったが、今季両リーグトップを独走する98得点をマークし、5ー2の勝利に貢献しました。
前日まで5試合連続本塁打のチーム記録に並んでいた大谷は、この記録更新は逃したが、三回、右前打を放ち、一死満塁の三塁走者の場面で、T・ヘルナンデスが選んだ押し出し四球で、得点を記録しました。
大谷は昨季、自己最多で両リーグトップの134得点を記録したが、今季はそれを上回るペースで得点を重ねています。ドジャースの歴代最多得点は1890年にハブ・コリンズがマークした「148」。大リーグ史上最後に「150」を突破したのは2000年のジェフ・バグウェル(アストロズ)の「152」で、21世紀では達成者は1人も出ていません。また、オールスターゲームまでに大谷は1試合複数得点を27試合記録したが、これはメジャー史上最多となります。
大リーグ公式サイトによると、ア、ナ両リーグ体制となった1901年以降、シーズン最多得点は21年のベーブ・ルース(ヤンキース)で「177」。ナでは30年のチャック・クライン(フィリーズ)の「158」。
大谷がどこまで得点を積み重ねるか、注目されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。