米大リーグのカージナルス対パドレス戦が24日(日本時間25日)、セントルイスのブッシュスタジアムで行われ、パドレスの先発・ダルビッシュ有は今季初勝利と、日米通算204勝の歴代1位の記録を狙ったが、四回途中で8失点降板してしまい、記録更新は成りませんでした。
ダルビッシュは、2点リードをもらって登板した初回、二死一塁からコントラレスの適時打で1点。二回は2本の3ランを浴び、計7失点。四回にも1失点と立ち直れず、この日の204勝到達は達成せずに終わりました。
ダルビッシュは、次の登板で新記録達成を目指すが、過去、現在の日米通算勝利上位10人は、錚々たる顔ぶれが並んでいます。そこで、日本投手の日米通算勝利ベスト10をまとめてみました。(カッコ内はNPB勝利数、MLB勝利数)
①ダルビッシュ有203勝(92、111)、黒田博樹203勝(124、79)③野茂英雄201勝(78、123)④田中将大198勝(120、78)⑤石井一久182勝(143、39)⑥松坂大輔170勝(114、56)、岩隈久志170勝(107、63)⑧和田毅165勝(160、5)、前田健太165勝(97、68)➉上原浩二134勝(112、22)
今後、200勝以上挙げる可能性があるのは、オリオールズの菅野智之143勝(136、7)とメッツの千賀滉大107勝(87、20)、ドジャースの山本由伸85勝(70、15)だが、果たしてどこまで勝ち星を伸ばせるか、注目されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。