米大リーグは13日(日本時間14日)、各地でオールスターゲーム前の前半戦最終戦が行われ、ドジャースの大谷翔平は32本塁打で、2位に1本差のナ・リーグトップで折り返しました。カブスの鈴木誠也は77打点で同リーグ打点争いは1点差の2位でした。
ジャイアンツ対ドジャース戦はサンフランシスコで行われ、「1番、DH」で出場の大谷は3打数1安打に終わり、打率2割7分6厘、32本塁打、60打点で終了。
ドジャースの先発・山本由伸は、7回投げて投球数91、被安打3、奪三振7、与四球2、失点0。2点リードの場面で勝利投手の権利を得て交代したが、九回に同点とされ、白星は逃しました。前半戦は19試合に登板し、8勝7敗、防御率2.59。
ヤンキース対カブス戦はニューヨークで行われ、「3番、右翼」で出場の鈴木は5打数2安打、打点0で終わり、打率2割6分3厘、25本塁打、77打点で終了。
カブスの先発・今永昇太は7回投げて投球数91、被安打2、奪三振6、与四球1、失点1で勝利投手に。前半戦は12試合に登板し、6勝3敗、防御率2.65。
レッドソックス対レイズ戦はボストンで行われ、レッドソックスの「4番、DH」で出場の吉田正尚は4打数無安打。前半戦は復帰したばかりのため、打率2割8分6厘、本塁打0、打点1で終わりました。
この日の他の試合では日本選手の出場はなく、前半戦の成績は次の通りとなります。
メッツの千賀滉大は、14試合に登板し、7勝3敗、防御率1.39。パドレスのダルビッシュ有は2試合に登板し、0勝1敗、防御率6.48。松井裕樹は39試合に登板し、2勝1敗1セーブ、防御率5.05。エンゼルスの菊池雄星は20試合に登板し、4勝6敗、防御率3.11。オリオールズの菅野智之は18試合に登板し、7勝5敗、防御率4.44。ナショナルズの小笠原慎之介は2試合に登板し、0勝1敗、防御率9.45。タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ前田健太は、7試合に登板し、0勝0敗、防御率7.88。
日本選手が所属する球団は優勝争いに絡んでいるチームが多く、個人タイトル争いに加わっている選手もおり、後半戦の活躍を注視していきたいと思います。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。