米大リーグのオールスターゲーム(7月15日・アトランタ)の先発野手を決めるファン投票の一次結果が26日(日本時間27日)発表され、ドジャースの大谷翔平がナ・リーグ最多の396万7668票を集め、2023年までのア・リーグのエンゼルス時代を含め、5年連続5度目の出場が決まりました。ファン投票での5年連続出場は、日本人野手では06年〜10年のイチロー(当時マリナーズ)以来2人目で、最長タイとなりました。
カブスの鈴木誠也は89万7734票でナ・リーグ指名打者(DH)部門4位でした。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジが全体トップの401万2983票を獲得し、外野手での先発出場を決めました。
最終投票は、日本時間の来月1日から2日間行われ、ナ・リーグは既に大谷が出場を決めたDHを除く残りのポジション1位と外野手の上位3人が選ばれます。ア・リーグはジャッジが出場を決めている外野手は上位2人、残りのポジションは1位の選手が先発出場します。
投手は選手間投票などで選ばれ、控えの野手とともに日本時間の7月7日に全ての選手が出そろいます。
ナ・リーグの指揮を執る昨季ワールドシリーズ覇者のドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷を21年の時のような「投打二刀流」ではなく、打者として、打順は1番で起用することを明らかにしています。
昨季は球宴自身初の本塁打を放った大谷だが、今季は日本選手では07年にイチローだけが受賞した最優秀選手賞(MVP)に輝くことが期待されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。