米大リーグは22日(日本時間23日)、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平は「1番、投手」で出場して投げては1回、投球数18、無安打、2奪三振、無四球、無失点。打っては3点三塁打、2ランなど4打数2安打5打点と、「投打二刀流」で勝利に貢献。カブスの鈴木誠也は「3番、右翼」出場し、試合には敗れたが、ソロ、2ラン本塁打など4打数2安打3打点で、本塁打数を20号に乗せるとともに、打点を64に増やしました。
「大谷投手」は一回、先頭打者を一ゴロ、2番は遊失で走者を出したが、後続をスイーパーとカットボールで連続空振り三振に仕留め、この回で降板。
「大谷選手」は、最初の2打席は連続三振、第3打席は四球だったが、七回無死満塁の第4打席は右翼線を破る走者一掃の3点三塁打。八回一死一塁の第5打席は左中間2ランを放ち、並んでいたナ・リーグ本塁打争いで単独トップに立つ26号となりました。
大谷が登板した試合で本塁打と三塁打を放ったのは、エンゼルス時代の2023年5月15日のオリオールズ戦以来2度目。大リーグで「投手として登板して本塁打と三塁打を打った試合」が複数回あるのは、この日の大谷が史上初の「大記録」達成となりました。
鈴木は一回、二死走者なしで左翼へ弾丸ライナーの19号ソロ本塁打。五回二死一塁でも左翼へ2ランを打ちました。1試合2本塁打は今季4度目、3年連続20本塁打到達は、大谷に次いで日本選手3人目の偉業となりました。
大谷と鈴木の同学年2人は、ナ・リーグ西地区と中地区でともに首位を走るチームの牽引者として、さらなる活躍が期待されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。