米大リーグ・カブスの今永昇太は20日(日本時間21日)、傘下3Aアイオワでリハビリ登板。ブルワーズ傘下ナッシュビル戦に先発し、4回1/3を投げて投球数は72球、2安打、8奪三振、2四球、無失点の好投を披露しました。5月5日に左ハムストリングの張りで負傷者リスト入りしたが、復帰に向け、明るい兆しを見せました。

 今永は初回から2奪三振の滑り出しを見せると、二回は一死から四球与えたが、三振と左飛で後続を断ちました。三回は一死から四球と右前打でピンチを招いたが、連続三振。四回は先頭に二塁打浴びたが、2つの三振と左直で仕留め、五回の先頭を三振を奪ったところで降板しました。

 今永はこれで3度目のリハビリ登板だが、すべて良い結果を残したため、順調なら23日からのカージナルス、アストロズとの敵地7連戦で復帰する見込みとなりました。

 一方、ドジャースは20日、右肩痛で15日間の負傷者リストに入っていた佐々木朗希を60日間の負傷者リストに移行させたと発表しました。佐々木は長期離脱の可能性が出てきました。

 また、メッツの千賀滉大は12日のナショナルズ戦でベースカバーの歳に右太もも裏を負傷したが、それ以降、チームは勝利から見離され、20日のフィリーズ戦にも敗れて7連敗となり、ナ・リーグ東地区首位から陥落しました。千賀は復帰を目指してリハビリを続けているが、まだ復帰の目処は立っていません。

 復帰間近の今永に対し、佐々木と千賀は見通しが立っていないと、明暗が出たが、まだシーズンは半分弱。佐々木と千賀に焦りは禁物ですーー。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。