ガーディアンズ対ドジャース戦が26日(日本時間27日)、米オハイオ州クリーブランドで行われ、ドジャースの「1番、DH」で出場の大谷翔平は、2試合連続初回先頭打者本塁打となる19号を放ちました。ドジャースの先発、山本由伸は6回を2失点にまとめ、今季6勝目(3敗)を挙げました。

 大谷は、ガーディアンズの先発右腕・ウィリアムズが初球に投げた内角ボール気味の 155.9㌔の速球を捉えると、打球速度185㌔、飛距離115㍍の打球が右翼ポール際に飛び込みました。2試合連続の先頭打者本塁打は、昨年6月25、26日ホワイトソックス戦以来自身2度目。先頭打者本塁打は今季5発目、通算17発目で、メジャー通算打点も600打点に達しました。

 なお、初回先頭打者本塁打のメジャー連続記録は、 1996年のブレイディ・アンダーソン(オリオールズ)が4試合、2018年のロナルド・アクーニャjr(ブレーブス)と23年のアレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス)が3試合となっており、大谷が3試合連続を達成すれば、史上3人目の「3試合以上連続初回先頭打者本塁打」達成者となります。

 山本は二回まで三者凡退で仕留める最高の立ち上がり。その後三回と六回に1失点ずつ奪われたが、6回を投げて投球数88、被安打3、奪三振7、与四球2、失点2で、スコア7ー2の勝利に貢献しました。防御率は 1.97。

 大谷と山本の日本人選手の活躍でナ・リーグ西地区単独首位を守ったドジャース。今後も2人がチームの投打の中心として進んでいくのは間違いありません。

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  1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。