米大リーグは開幕から2か月ほど経過したが、ナ・リーグでは大谷翔平(ドジャース)が17本塁打、鈴木誠也(カブス)が43打点、千賀滉大(メッツ)が防御率 1.43で、いずれもリーグトップに立つ好成績でチームを引っ張っています。

 ナ・リーグ各部門の上位には、日本人の名前がズラリと並んでいます。打者では、19日(日本時間20日)のダイヤモンドバックス戦で17号ソロ本塁打を放った大谷がシュワーバー(フィリーズ)と並んで本塁打数トップをキープ。昨季の54本を上回るペースで、例年量産する6月を前に、早くもエンジン全開のようです。

 鈴木は20日(同21日)のマーリンズ戦に12号2ランと2点適時二塁打を打つなど5打数3安打4打点1四球の活躍で、打点は43打点目をマークしてトップに立ちました。

 千賀は「お化けフォーク」を武器に相手打者を封じ込める投球で、防御率 1.43でトップに立っています。山本由伸(ドジャース)も1.86の2位で、日本人投手がワンツーを独占しています。

 メジャー1位に君臨する日本人をみ見て、「まさかこんな時代が来るとは」と、夢のような時代の到来にただただ驚くだけです。野茂英雄がドジャースのユニホームを着て活躍してから30年の月日で、日本人選手の躍進に絶賛の声が殺到しているようです。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。