米経済誌「フォーブス」は15日(日本時間16日)、2025年版スポーツ長者番付を発表したが、ドジャースの大谷翔平が1億250万㌦(約149億円)の9位で、トップ10入りを果たしました。

 大谷は昨年、8530万㌦の13位で、野球部門では1位でした。今年は、全体の順位でトップ10入りしたものの、野球部門ではJ・ソト(メッツ)の1億1400万㌦に次ぐ2位でした。

 同番付は、過去12か月の給与、スポンサー収入などで算出。大谷は、1億㌦が野球以外の収入で、フィールド外収入では全体でトップタイでした。これは、2023年12月にドジャースと10年総額7億㌦の契約を結んだが、契約の97%が後払いのため、野球での収入が250万㌦だったためです。

 全体の1位は、サッカーのC・ロナウド(アルスナル)で2億7500万㌦(約399億円)でした。2位以下の選手名と競技名、金額は次の通りです。

 ②S・カリー(NBA)1億5600万㌦③T・フューリー(ボクシング)1億4600万㌦④D・プレスコット(NFL)1億3700万㌦⑤L・メッシ(サッカー)1億3500万㌦⑥L・ジェームズ(NBA)1億3380万㌦⑦J・ソト(MLB)1億1400万㌦⑧K・ベンゼマ(サッカー)1億400万㌦⑨大谷翔平(MLB)1億250万㌦➉K・デュラント(NBA)1億140万㌦。

 大谷は今後も多額のフィールド外収入を得ることが予想され、選手としては晩年になっても後払いの収入が入ってくるため、長年にわたり、「スポーツ長者番付トップ10入り」となる見込みです。

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   1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。