米大リーグは9日(日本時間10日)、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平は同点の九回に決勝3ランを放ち、ダイヤモンドバックスとの乱打戦を制しました。オリオールズの菅野智之はエンゼルス戦に先発し、7回1/3を投げて1失点で、4勝目(2敗)を挙げました。
ダイヤモンドバックス対ドジャース戦は、アリゾナ州のチェイス・フィールドで行われ、「1番、DH」で出場の大谷は、一回の第1打席で中越え二塁打。二回、二死一塁での第2打席は左中間二塁打で1打点。
その後の3打席は凡退したが、11ー11の同点で迎えた九回、一死一、二塁では右中間3ラン本塁打を放ち、勝負を決めました。12号本塁打は、シュワバー(フィリーズ)と並び、ナ・リーグトップに立ちました。打率も3割4厘と上昇し、3割台に乗せました。
ドジャースの先発・佐々木朗希は、4回0/3を投げて被安打5、奪三振0、与四死球3、失点5と振るわず途中降板、勝敗は付きませんでした。
エンゼルス対オリオールズ戦は、カリフォルニア州のエンゼルスタジアムで行われ、菅野は7回1/3を投げ、被安打3、無四球、1失点の好投披露しました。
明暗が別れた佐々木と菅野の違いは、コントロールにあったようで、佐々木には課題が残りました。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。