高校野球春季神奈川県大会の決勝が7日、横浜スタジアムで行われ、選抜大会で全国優勝を果たした横浜高校が延長タイブレイクの末に東海大相模高校を5ー4で振り切り、7年ぶり14回目の優勝を決めました。これで横浜は昨秋の県大会から続く公式戦の「25」に伸ばしました。

 県大会決勝は、強豪校同士の一歩も引かない熱戦でした。試合は東海大相模が四回表までに4ー1と3点リードしたが、横浜はその裏に1点、七回に2点入れ同点。延長十回裏、横浜は二死二、三塁からサヨナラ勝ちを収めました。

 横浜の次の公式戦は、17日から茨城県の水戸市、ひたちなか市で開催の春季関東地区高校野球大会。1都7県の計17校が出場する大会で、横浜の初戦の相手は作新学院(栃木)。ともに甲子園春夏制覇の経験を持つ全国に名を知られる強豪同士です。

 同校は、松坂大輔がエースだった1997年秋の新チームから、98年秋の国体まで、公式戦44連勝を果たし、1度も敗れなかった記録を持ちます。今年のチームがどこまで連勝記録を伸ばすか、注目されます。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。