米大リーグ・マーリンズ対ドジャース戦6日(日本時間7日)、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われ、ドジャースの「1番、DH」で出場の大谷翔平は2戦連発の10号弾を放ち、今季「10本塁打、10盗塁」に到達しました。

 1点リードされた直後の六回、この回先頭打者として打席に入った大谷は、代わったばかりの2番手左腕ベネジアーノの初球の内角寄りのスライダーをジャストミート。打球速度175.4㌔、角度33度で高々と上がった飛距離122.8㍍の打球は右中間スタンド2階席に吸い込まれていきました。

 この本塁打で、大谷は今季10号に到達。ナ・リーグトップのシュワーバー(フィリーズ)との差を2本としました。また、前日の試合で今季10個目の盗塁を成功させており、早くも「10ー10」を達成。

 これを年間ペースで計算すると「46.4本、46.4個」になり、史上初の2年連続「40ー40」超えの快挙も視野に入ってきました。

 大谷は七回、直前の六回に逆転されて1点された場面で、一死一塁から右翼線に適時二塁打を放ちました。今季は伸びていなかった打点も徐々に増えてきて「15点」となり、昨季、本塁打王とともに2冠に輝いた打点王への道も拓けてきたようです。

     ◇◇◇◇

 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。