米大リーグは26日(日本時間27日)、各地で行われ、岩手県出身の大谷翔平、佐々木朗希(ともにドジャース)、菊池雄星(エンゼルス)の3人がそろって先発出場する初のケースとなりました。
花巻東高校出身の大谷は、パイレーツ戦に「1番、DH」で出場し、5打数3安打の今季4度目の猛打賞で、しかも二塁打2本、三塁打1本のという長打力を発揮し、打点1、盗塁1も記録しました。打率も2割7分7厘まで上げ、最近低迷していた打撃に上昇傾向が見えてきました。
大船渡高校出身の佐々木は、先発して5回2/3を投げ、3失点。一回にソロ本塁打を浴び、勝ち越し点を許したが、降板時は同点で、メジャー初勝利はなりませんでした。
花巻東高校出身の菊池は、ツインズ戦に先発したが、2回0/3投げ4失点で4敗目を喫し、エンゼルス移籍初勝利を逃しました。
今や、大リーグで活躍する日本人選手の中で、質、量とも「最大派閥」になった感のある岩手県出身者だが、3人とも先発出場する機会はそうあるものではありません。次回、同様なケースがまたあれば、今度は3人とも活躍する日であって欲しいものです。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当ピックした某新聞社運動部元記者。