阪神対巨人5回戦が26日、甲子園球場で行われ、阪神が6ー2で勝利、これで対巨人は開幕から5戦5勝、チームも6連勝となりました。

 阪神が対巨人開幕5連勝以上したのは、リーグ優勝した2003年(1回戦に引き分け)以来22年ぶり5度目。引き分けのない開幕から5戦5勝以上は1950年の2リーグ制以降初めてで、1リーグ時代の37年秋(7戦7勝)、48年(5戦5勝)に次いで、77年ぶり3度目となります。

 2ー2の同点の八回に阪神が試合を決めました。一死一、二塁から大山が三塁線を破る適時二塁打。さらに一死 満塁から坂本が左越えの2点二塁打、小幡の犠飛で、この回一挙4点を入れました。

 決勝打を放った大山は、この日が通算1000試合出場の節目の試合。大山は「正直、ホッとした気持ちが一番だった。打点を挙げられて良かった」と、決勝打の気持ちを振り返りました。

 さらに「八回表の守備では、巨人の一死満塁のピンチの時に、キャベッジのライナーを好捕した遊撃手の小幡のプレーが光ったし、本当は試合後のお立ち台は僕だけでなく、全員で上がりたいくらいだった」と、「全員野球の勝利」を強調しました。

 これで阪神は、今季最長の6連勝でガッチリ首位をキープ。昨季リーグ優勝の巨人を破り、益々チームの上昇気運は盛り上がっていくばかりの様です。

    ◇◇◇◇

 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。