ドジャース対ロッキーズ戦が14日(日本時間15日)、ドジャースタジアムで行われ、ドジャースの「1番、DH」で出場の大谷翔平は5号ソロ本塁打を含む3安打を放ち、チームも5ー3で勝利を収めました。

 一回の第1打席で2試合ぶりの安打となる右前打を放った大谷。2点リードの三回の第2打席はこの回の先頭打者として打席に立ちました。カウント2ー2から先発の右腕・センザテーラが投げた158㌔の外角高めの速球を捉えると、打球速度180.2㌔、飛距離123.4㍍の打球がバックスクリーンに飛び込みました。これでメジャー通算230号本塁打を記録しました。

 今季はチーム18試合目の5本塁打で、年間ペースでは45本。54本で本塁打王に輝いた昨季は、4月終了時点の32試合で7本の年間35発ペースだったので、今季はそれを上回っています。

 四回、二死一、三塁の第3打席は右中間フェンス付近に運ぶ大飛球だったが、あとひと伸び足りない右飛。六回の第4打席は一死走者なしで二塁内野安打を放ち、チーム今季初の2けた安打となる10安打目をマークしました。九回の第5打席は、今度は左中間フェンス直前の大きな当たりの左飛と、打球が角度良く飛ぶようになってきました。

 大谷は、打率2割9分6厘、5本塁打、6打点。得点圏打率が未だに「0.00」で打点が伸びないのは、気になるところです。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。