米大リーグは4日(日本時間5日)、各地で行われ、カブスの先発・今永昇太が開幕7連勝中のパドレスを八回途中まで投げて1失点(自責点1)の好投を披露し、3ー1で破りました。防御率も0.98と0点台を継続しています。この他、同8連勝中だったドジャースもフィリーズに2ー3で敗れ、逆に同7連敗中だったブレーブスはマーリンズに10ー0で圧勝するなど、開幕から連勝、連敗を継続中のチームは、全て無くなりました。
今永はメジャー移籍後、最長となる7回三分の一を投げ、失点はマルドナドに浴びたソロ本塁打による1点だけに抑えるなど4安打、無四球、4奪三振の好投で2勝目を挙げました。
今永はこれで、3月18日のドジャースとの大リーグ開幕戦(東京ドーム)で4回無安打、無失点、同30日のダイヤモンドバックス戦は7回投げて3安打、1失点(自責点1)とあわせ、今季は3試合の登板で18回三分の一を投げて7安打、2失点で、防御率は0.98と、0点台を継続しています。
移籍1年目の昨季は、5月1日のメッツ戦まで6試合の先発で防御率0.78と0点台だったが、同7日のパドレス戦で自責点2で1.08と、1点台になりました。しかし、同13日のブレーブス戦と同18日のパイレーツ戦で無失点に抑え、0.84と0点台に戻しました。しかし、同29日のブルワーズ戦で7失点(自責点7)を喫し、防御率1.86まで上昇し、その後は0点台まで下がることはありませんでした。
それでも昨季は15勝3敗、防御率2.91という素晴らしい成績を残しました。
昨季は、5月29日の10試合目の先発となるブルワーズ戦の試合前まで、0点台だったが、今季は、いつまで防御率0点台をマークできるか、注目されます。
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1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。