ヤクルトは14日、奥川恭伸投手(23)が開幕投手を務めると球団公式Xで発表しました。これで12球団の開幕投手が出そろいました。28日にセ、パ同時開幕のカードと投手は次の通りです。

 巨人対ヤクルト(東京ドーム・18時15分開始)巨人は戸郷翔征(24)。3年連続12勝を挙げ、昨年は阪神戦で史上89人目のノーヒットノーランを達成。ヤクルトは6年目で初の大役をつかんだ奥川。昨年は980日ぶりの白星をマークし、今季の飛躍を期します。

 DeNA対中日(横浜・18時30分開始)DeNAは東克樹(29)。昨年は12球団最多の投球回を記録。CSでは左太ももを肉離れしたが、日本シリーズ第3戦で復帰し、チーム初勝利を呼び込みました。中日は高橋宏斗(22)。昨季はチームトップの12勝と球団新の防御率1.38を記録。

 広島対阪神(マツダスタジアム・18時開始)広島は6年目で初の大役を任された森下暢仁(27)。昨季は2年ぶりに2桁勝利をマーク。阪神は5年目で初の大役をつかんだ村上頌樹(26)。2023年のリーグMVPだが、昨季は勝ち数より負け数が上回っただけに、今季の復活を期します。

 西武対日本ハム(ベルーナドーム・18時開始)西武は2年連続の今井達也(26)。昨季の奪三振王が今季目指すは200奪三振と目標を掲げます。日本ハムは2年目で初の金村尚真(24)。2桁勝利と規定投球回達成を目標とします。

 オリックス対楽天(京セラD大阪・18時30分開始)オリックスは志願して変更した背番号「18」の宮城大弥(23)。楽天は2年連続の早川隆久(26)。昨季は球団左腕初の2桁勝利を達成し、今季は更なる飛躍を目指します。

 ソフトバンク対ロッテ(みずほPayPay・13時開始)ソフトバンクは有原航平(32)。2年連続の2桁勝利を目標とします。ロッテは3年連続3度目の小島和哉(28)。昨季は自己最多の12勝を挙げ、今季は上積みを期します。

 先に開幕する米大リーグや選抜高校野球に負けないように、プロ野球も華やかな開幕を飾ることに期待します。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。