東京六大学野球連盟は7日、連盟結成100周年記念事業の内容を発表しました。

 東京六大学野球発祥の地として、神宮球場の敷地内には記念碑が設置され、4月12日に除幕式を行います。春秋リーグ戦では記念ロゴワッペンを選手のユニホームに貼り付けます。

 春秋リーグ戦開催期間の土曜、日曜日には「レジェンド始球式」が行われ、5月18日の慶法戦では慶大OBの高橋由伸(元巨人監督)、同31日の早慶戦では早大OBの和田毅(ソフトバンク)が、神宮球場のマウンドに立ちます。

 11月29日には同連盟出身のプロ野球選手連合チームと、現役選抜チームの試合を同球場で開催します。

 一方、東京六大学野球加盟校の東大は同日、東京都文京区の東大グラウンドで、選抜高校野球大会に出場する横浜高校(神奈川)と練習試合を行い、1ー13で大敗を喫してしましました。

 東大がリーグ戦でなかなか勝ち点をつかめない中、他の5大学の速球派投手をどう打ち崩すかと、主将の杉浦海大捕手(4年)は母校の湘南高校(神奈川)の川村靖監督に相談したところ、左右の速球派投手奥村頼人、織田翔希を要する横浜高校と練習試合をしてみてはどうかと提案されました。両校は毎年定期戦を行っていることから、実現したそうです。

 500人収容の東大グラウンドは試合開始前から満員となり開始となったが、試合は横浜高校の一方的な展開となり、東大の課題だった「速球派を打つ」は、1得点だけに終わりました。

 東大対横浜高校戦は、100周年記念事業とは無関係だが、「東大が弱いのか、横浜高校が強いのか」ーー。

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 1984年の王監督の時代から、藤田、長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。