ドジャースのロバーツ監督は12日(日本時間13日)、東京ドームで3月18、19日に行われるカブスとの開幕2連戦の第1戦に山本由伸、第2戦に佐々木朗希を、それぞれ先発させる考えを明らかにしました。カブスも開幕2連戦のどちらかに今永昇太が先発することを明言しています。
指名を受けた佐々木は「そもそも開幕を日本で迎えること自体がそんなにあると思わない。ルーキーのシーズンで迎えられることもなかなかないので、特別だと思う」と意気込みを表しました。
山本は、日本人投手として8人目、17度目の開幕投手となります。26歳7か月での開幕投手は、ヤンキース時代の田中将大の26歳5か月についで、2番目の年少記録となります。
対する今永は「(山本も佐々木も)手強い相手であることに変わりないので、負けないように頑張りたい」と話しました。
一方、開幕2連戦では投げない大谷翔平について、ロバーツ監督は「最初の先発は5月になる予定で、登板間隔は、中6日か7日になるだろう。一番重要なのはいったん復帰したら、継続すること。シーズン中に休んだり、途中でやめたりするのでなく、続けて投げること。それが翔平にとって重要」と、「投打二刀流」が復活したら、プレーオフの10月まで投げさせるプランを明らかにしました。
開幕2連戦は、「山本対鈴木誠也」、「佐々木対鈴木」、「今永対大谷」という投打の対戦も注目されます。また、日本選手以外にも、本場大リーガーの迫力あるプレーを間近に見ることができることも、楽しみです。
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1984年の王監督の時代から、藤田、q長嶋、原監督まで、20年以上巨人を担当した某新聞社運動部元記者。