米大リーグの専門局「MLBネットワーク」は28日(日本時間29日)、2024年の最高のプレーを選ぶ「プレー・オブ・ザ・イヤー」で、ドジャースの大谷翔平が史上初めて50本塁打&50盗塁を達成した「50‐50」を1位に、3位を大谷が史上6人目の「40‐40」をサヨナラ満塁本塁打を放って達成した瞬間を選びました。
2位はヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第1戦で、ドジャースのフリーマンがサヨナラ満塁本塁打を打ったシーンが選ばれました。
このように上位を大谷、フリーマンらドジャース勢が独占しました。6位はWS第4戦でフリーマンが放ったWS新記録となる通算6試合連続本塁打を選出。51位にはT・ヘルナンデスがWS第3戦で左前打を捕球し、本塁送球で二塁走者スタントンを刺した場面。60位はナ・リーグ西地区シリーズ第2戦で、ベッツがパドレスのダルビッシュ有から左翼へ打った大飛球を、左翼のプロファーが観客席に乗り出しながら捕球したシーンでした。
71位は、10月5日に大谷がパドレス戦で打ったポストシーズン初本塁打が選ばれました。90位はエドマンがナ・リーグ優勝決定シリーズでメッツのマナイアから打った本塁打。96位は大谷がグローブライフフィールドで打ったオールスター初本塁打。100位は、ドジャースが4年ぶりのWS優勝を決めた瞬間でした。
大谷は、相手のプレーでも登場し、44位はWS第1戦で左邪飛をバードゥーゴに観客席に飛び込みながら捕球された場面。48位はロッキーズ戦で中堅右へのライナーを好捕されたシーンでした。
そのほか、日本人選手としては、89位にカブスの継投ノーヒッターが選ばれたが、先発の今永昇太から3人の継投で達成した場面でした。
大谷、ドジャース一色だった24年の大リーグは、ここでも輝き続けていましたーー。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。