来年3月に米大リーグ開幕戦として日本開催が決まったドジャース対カブス戦の概要が27日、発表されました。開幕2連戦は3月18、19日にいずれも午後7時から東京ドームで行われます。これに先立ち、両チームはそれぞれ巨人、阪神とのプレシーズンゲームを同15、16日に同球場で行います。

 チケットは抽選制で、「6試合パック」などの販売は12月9日以降に順次開始されます。

 今季、ワールドシリーズを制したドジャースには、3度目のMVPに輝いた大谷翔平に加え、ワールドシリーズで先発して勝利投手となった山本由伸が在籍。カブスにはメジャー1年目で15勝を挙げた今永昇太や2年連続20本塁打以上打っている鈴木誠也が所属しています。

 日本人選手以外にもスター選手がそろい、ドジャースにはMVPを過去に獲得したベッツやフリーマン、今季の本塁打競争覇者のT・ヘルナンデス、212勝投手のカーショーなど。カブスには24歳で今季26本塁打を放った若きスター選手のモレル、今季16勝5敗の左腕スティールなどが来日します。

 ワールドチャンピオンとなったドジャースは、来季のチケット入手は本拠地のロサンゼルスでも今季以上に難しくなるが、わずか2試合の東京ドームでの試合には、観戦希望のファンが抽選に殺到することになるでしょう。

 このため、チケット料金も「メジャー級」で、開幕戦のマススイート(10人定員)は176万円、開幕戦2試合とプレシーズンゲーム4試合の「6試合パック料金」はダイヤモンドボックスで67万9000円、開幕戦のダイヤモンドボックス15万円ーーなどとなっています。

 今季の開幕戦は韓国・ソウルでスタートしたドジャースは、世界一に上り詰めることが出来ました。来季は日本・東京スタートで連覇となるか。注目される一戦となりそうです。

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 1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。