秋の学生野球日本一を決める明治神宮大会が20日、開幕します。大学の部は各連盟の秋季リーグ優勝校など11校が、高校の部は各地区の秋季大会を勝ち抜いた10校が出場します。
大学の部の優勝候補は、東都の青学大を挙げます。春、秋のリーグ戦と6月の全日本大学選手権を制し、神宮大会を加えて4冠完全制覇を狙っています。昨年は神宮大会だけ準優勝で、3冠に終わリました。プロ野球ドラフト会議でロッテの1位指名を受けた西川史礁、広島1位の佐々木泰らを擁する打線は迫力があります。
対抗は東京六の早大。エース伊藤樹を中心に投手力で優勝を目指します。穴は、ドラフト会議でオリックス1位の麦谷祐介をはじめ史上最多の6人が指名された東北3連盟の富士大。「プロ予備軍」の強力布陣で初優勝を狙います。
高校の部は4校が有力。まず、近畿大会を制した東洋大姫路(兵庫)は、エース坂下漣の投球がカギを握ります。
関東大会を勝ち抜いた横浜(神奈川)は奥村凌大らの打力で突破する勢いがあります。四国大会覇者の明徳義塾(高知)は守備力で7年ぶりの優勝を狙います。東北大会優勝の聖光学院(福島)は、接戦を勝ち抜いてきた粘りが持ち味です。
優勝校の地区は来春の選抜大会で「神宮大会枠」を獲得し、出場枠が1増えます。
青学大の4冠なるか、高校の部はどこが制するか、注目されます。
◇◇◇◇
1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。
秋の学生野球日本一を決める明治神宮大会が20日、開幕します。大学の部は各連盟の秋季リーグ優勝校など11校が、高校の部は各地区の秋季大会を勝ち抜いた10校が出場します。大学の部の優勝候補は、東都の青学大を挙げます。春、秋のリーグ戦と6月の全日本大学選手権を制し、神宮大会を加えて4冠完全制覇を狙っています。昨年は神宮大会だけ準優勝で、3冠に終わリました。プロ野球ドラフト会議でロッテの1位指名を受けた西川史礁、広島1位の佐々木泰らを擁する打線は迫力があります。
対抗は東京六の早大。エース伊藤樹を中心に投手力で優勝を目指します。穴は、ドラフト会議でオリックス1位の麦谷祐介をはじめ史上最多の6人が指名された東北3連盟の富士大。「プロ予備軍」の強力布陣で初優勝を狙います。
高校の部は4校が有力。まず、近畿大会を制した東洋大姫路(兵庫)は、エース坂下漣の投球がカギを握ります。
関東大会を勝ち抜いた横浜(神奈川)は奥村凌大らの打力で突破する勢いがあります。四国大会覇者の明徳義塾(高知)は守備力で7年ぶりの優勝を狙います。東北大会優勝の聖光学院(福島)は、接戦を勝ち抜いてきた粘りが持ち味です。
優勝校の地区は来春の選抜大会で「神宮大会枠」を獲得し、出場枠が1増えます。
青学大の4冠なるか、高校の部はどこが制するか、注目されます。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。