ロッキーズ対ドジャース戦が28日(日本時間29日)、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われ、ドジャースの先発は山本由伸、「1番、DH」で大谷翔平が出場しました。
ドジャースは一回、大谷がカウント1-1からの右腕センザテーラの甘いスライダーを右翼フェンス直撃の強烈な当たりの単打で出塁、打率を.311に上げました。
ロッキーズはその裏、山本に対して連打で無死一、三塁の好機を迎え、マクマーンの右犠飛で1点先制しました。
ドジャースは二回、K・ヘルナンデスの3ランで逆転。大谷は二死走者なしで第2打席を迎えて遊ゴロに終わり、打率.310。さらに三回は二死三塁から捕逸で1点加点。
ロッキーズはその裏、トーバーのソロ本塁打で1点返しました。
ドジャースは四回、二死三塁からキアマイヤーの左前適時打で1点加えました。五回は先頭の大谷が四球で出塁後、今季58個目の盗塁に成功したかに見られたが、ボークに変更。さらに一死一、三塁からT・ヘルナンデスの3ランでリードを6点に広げました。
山本は、五回まで投げ、投球数71、4安打、6三振、2失点で、勝利投手の権利を得て交代しました。
ドジャースは六回、先頭の大谷が右前打を放ち、打率.311。今度は58個目の盗塁に成功。七回は二死一塁で大谷に第5打席が回って右直に終わり打率.311。八回は二死一、二塁からスミスの右前適時打で1点加えました。九回は無死一、二塁で大谷に第6打席が回り、二ゴロに終わって打率.310。その後、ドジャースは4点加えました。
試合は13-2でドジャースが勝ち、山本は7勝目(2敗)。
大谷は、残り1試合を残して632打数196安打の打率.310。シーズン最終戦を4打数4安打なら.3145となります。打率トップのアラエス(パドレス)は634打数199安打の.3138のため、逆転します。アラエスは28日のダイヤモンドバックス戦は欠場したが、最終戦を出場するかを含めて、大谷が三冠王を取れるかどうかの、大事な最終戦となりました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。