ブレーブス対ドジャース戦が16日(日本時間17日)、アトランタのトゥルイストパークで行われ、ドジャースは先発が山本由伸、「1番、DH」で大谷翔平が出場しました。
大谷は一回、前回の対戦で3打数3安打1本塁打のカモにした左腕フリードから、見逃しの三振に仕留められました。
山本は一、二回とも一死三塁のピンチを迎えたが、ともに後続を打ち取り、無失点スタート。
大谷は三回、二死三塁で打席に立ち、フリードの暴投で、ドジャースが1点先取。四球の大谷は盗塁を試みませんでした。
山本は三回、一死一塁からソレアに中越え二塁打を打たれたが、中継プレーの巧みさで一塁走者ハリスを本塁で刺し、無失点。四回も無死三塁のピンチを無失点に抑えました。
大谷は五回、1点加点のあとの一死一、三塁で、遊ゴロに終わったが、併殺崩れの間に1点加え、打点を107に伸ばしました。
山本は、四回まで投げて投球数が72となり、故障明け間近い登板ということもあって、降板。勝ち星は付かなかかったが、4回、4安打、3奪三振、与四球2、無失点の粘りの投球を見せました。
大谷は七回、一死満塁から二ゴロ野選で打点1を加え、トップのアダメズ(ブルワーズ)に1点差の打点108となりました。九回の第5打席は空振りの三振に倒れ、4打数無安打2打点で、打率は2割8分8厘に下がりました。「47本塁打、48盗塁」を増やすことはできませんでした。試合はドジャースが9-0でブレーブスに圧勝しました。
カブスの今永昇太は、シカゴのリグリーフィールドで行われたアスレチックス戦に先発し、6回投げて投球数99、被安打5、奪三振11、与四球3、失点2で14勝目(3敗)を挙げました。鈴木誠也は「3番、DH」で出場し、5打数3安打で、打率を2割7分8厘に上げました。試合はカブスが9-2で大勝しました。
パドレスのダルビッシュ有は、サンディエゴのペトコパークで行われたアストロズ戦に先発し、6回を投球数79、被安打3、奪三振3、与四球2、無失点の好投。試合は3-1でパドレスが勝ち、ダルビッシュは6勝目(3敗)を挙げました。これで日米通算202勝となり、並んでいた野茂英雄を上回って、203勝の黒田博樹にあと1勝に迫りました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。