ドジャースの大谷翔平はは21日(日本時間22日)、ドジャースタジアムで行われたマリナーズ戦で1盗塁を決め、本塁打、盗塁とも「39」となり、史上6人目の「40‐40」にダブルでリーチをかけました。チームは8-4で勝利し、4連勝を飾るとともに、13連戦最終日の勝利で10勝3敗と大きく勝ち越してナ・リーグ西地区首位のドジャースは2位とのゲーム差を4に広げました。
マリナーズの先発は剛腕右腕・ギルバート。「1番、DH」で出場の大谷は、初回の第1打席は空振り三振に倒れました。
三回、二死一塁の第2打席では、四球で出塁すると、続くベッツの左翼線二塁打で長躯、一塁から俊足を飛ばして生還。
五回、一死走者なしの第3打席では右中間へ痛烈な安打を放ち、すかさず盗塁を決め、今季39盗塁目となりました。
「40‐40」の史上最速記録はナショナルズ時代のアルフォンソ・ソリアーノの147試合目で、大谷はこの日で126試合目。最速記録の大幅更新もかかります。
さらに、大谷は史上初の「45‐45」は射程圏で、夢の「50‐50」も現実味を帯びてきました。というのも、現在の年間ペースは「49‐49」で、「1」ずつ上積みすれば達成するからです。
ドジャースは22日(同23日)は試合がなく、23日(同24日)から本拠地のドジャースタジアムでレイズとの3連戦、1日置いてオリオールズとの3連戦が組まれており、地元ファンの前で「40‐40」を決める可能性が大きくなりました。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。