米大リーグは18日(日本時間19日)、全米各地で行われ、ドジャースの大谷翔平はは2年連続4度目の40号本塁打にあと1本に迫る39号を本塁打を放ちました。カブスの今永昇太は、5回を4安打1失点の好投だったが、日本人投手9人目の1年目での10勝はなりませんでした。
ドジャースは、セントルイスのブッシュ・スタジアムでのカージナルス戦に臨んだが、フリーマンが右手中指を痛めたため先発から外れる危機感の中、五回一死走者なしの場面で「1番、DH」で出場の大谷に第3打席が回りました。好投手右腕グレイの初球の甘いカーブを捉えると、前日と同じ右翼後方のブルペンにライナー性の打球で着弾しました。
2試合連続アーチは、打球速度182.6㌔、飛距離120.7㍍の先制本塁打となり、ドジャースは、この本塁打の後、四球と安打で二死一、三塁の好機を作り、ロハスの左前適時打で1点加え、結局2-1で接戦をものにしました。
大谷は5打数1安打1打点1本塁打で、打率は2割9分。
カブスはシカゴのリグリー・フィールドにブルージェイズを迎えての対戦でした。先発の今永は、二回、ロペルフィルドにソロ本塁打を浴び、先制点を許したものの、それ以外は安定した投球でした。結局5回を投げて投球数97、被安打4、奪三振6、与四球1,失点1の好投だったが、0-1で敗れ、敗戦投手となりました。今永は9勝3敗で、防御率は3.11。
この日、30歳の誕生日を迎えたカブスの鈴木誠也は、「3番、DH」で出場し、4打数1安打で、打率2割6分3厘。
レッドソックスの吉田正尚は、ボルチモアのオリオール・パークでのオリオールズ戦に「6番、DH」で出場し、3打数2安打で、打率を3割目前の2割9分8厘に上げました。
大谷は40号、今永は10勝にそれぞれ王手の状態で、次戦での達成が期待されます。
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1984年の王監督の時から藤田、長嶋、原監督の時代まで20年以上、巨人を担当した某新聞社運動部元記者。